どうも皆さんこんにちは。
masaです。
いや〜しかしね、世の中ほんっと不思議なもんでね。
「ワイドフィット」って書いてあるだけで、
“おお〜これは横にドカーンと広いんだろうな!”
って思っちゃうわけですよ。
ところがどっこい。
今回RC703ワイドフィットを実測してみたら、
「お前それ本当にワイドかコノヤロー」
っていう、とんでもねぇ結果が出てきたんですよ。
いやマジで。
幅差、たったの+2mm。
おいおいおい待て待て待てと。
それワイドって言っていいのか?って話ですよ。
でもねぇ、これがまた面白ぇんだ。
単純に「広くないじゃん」で終わらない。
むしろ測れば測るほど、
“シマノ、かなり頭いい設計してんじゃねぇか…”
って話になってきた。
今回はそんなRC703ワイドフィットの“正体”を、いつものように徹底的にブッ叩いて解析していきます。
SHIMANO ( シマノ ) ビンディングシューズ SH-RC703 セージグリーン 43E ( 27.2cm ) ワイドサイズ
【ワイズロードオンライン】「履いた感じ」だけで語ってるうちは半人前なんだよバカヤロー
ロードシューズ界隈ってのはねぇ、
「なんか硬い」
「なんか踏みやすい」
「なんか包まれる感じ」
もう“なんか”だらけ。
居酒屋の感想文かって話なんですよ。
もちろん主観は大事。
だけど上級者になってくると、そこから先に行きたくなる。
つまり、
「なぜそう感じるのか」
ここを掘らないと面白くねぇ。
だから今回も測りました。
・内寸長
・横幅
・スタックハイト16点測定
・アッパー厚
・重量
・ソール剛性
もう変態です。
完全に変態。
普通の人は土曜の夜にシューズ16点測定しません。
でもこれをやると、“設計思想”が見えてくるんです。
特にスタックハイト。
これナメちゃいけない。
スタックが変わると、
・足関節角度
・踏力入力位置
・下死点の抜け
・ダンシング時のトルク感
全部変わってくる。
つまり、
「ただの高さ」
じゃない。
“ペダリングそのもの”
なんですよ。

で、測った結果がコレだコノヤロー
| 項目 | RC703 ワイド | RC703 スタンダード | 差 |
|---|---|---|---|
| 内寸長 | 269mm | 269mm | 差なし |
| 横幅 | 86mm | 84mm | +2mm |
| スタックハイト | ほぼ同じ | ほぼ同じ | 差極小 |
| アッパー厚 | 約2.3mm | 約2.3mm | 差なし |
| 重量 | ほぼ同じ | ほぼ同じ | 差なし |
| 剛性 | ほぼ同じ | ほぼ同じ | 差なし |
いやちょっと待てと。
お前ほんとにワイドか?
っていう。
だってねぇ、
普通“ワイド”って言ったら、
「ドーン!」
「バーン!」
「横広ぇぇぇ!!」
みたいなの想像するじゃないですか。
ところが測ったら、
“スン…”
なんですよ。
ほぼ同じ。
拍子抜けするぐらい同じ。
だけど逆にここから、
“シマノのヤバさ”
が見えてきた。
SHIMANO ( シマノ ) ビンディングシューズ SH-XC703 (ワイド) シルバー 41 ( 25.8cm ) ワイドサイズ
どうもコレ、アウトソール同じ臭ぇぞ…
今回一番面白かったのがココ。
ソール剛性。
踏み足・引き足方向のプロットを見ても、
ワイドとスタンダードでほぼ一致。
つまり、
・曲げ剛性
・ねじれ剛性
・復元特性
この辺のキャラクターがめちゃくちゃ近い。
さらに、
・重量差ほぼなし
・スタック差ほぼなし
・長さ同じ
ここまで揃ってくると、
「あれ?これアウトソール同じじゃね?」
って話になってくる。
もし本当にアウトソールが共通なら、
シマノは何をやってるのか。
ここが今回最大のキモ。
“ワイド化”の正体、たぶん横じゃねぇ
これねぇ、かなり面白い仮説なんですが。
RC703ワイドって、
“横幅拡大型”
じゃなくて、
“アッパー容積拡大型”
なんじゃないかと。
つまりソールはそのまま。
だけど、
・甲周り
・側壁
・前足部容積
この辺を“ぐるり一周”広げてる。
たぶん約6%ぐらい。
そう考えると、
「最大幅点で+2mmしか差がない」
これがめちゃくちゃ説明つく。
いや〜コレ頭いい。
かなり合理的。
だってシマノ側からすると、
・剛性変えたくない
・重量増やしたくない
・スタック変えたくない
・ペダリング感変えたくない
でも、
「足幅問題には対応したい」
その結果、
“包み込みだけ変える”
っていう方向へ行った可能性がある。
つまりRC703ワイドって、
“コンフォート版”
じゃないんですよ。
むしろ、
“レーシング性能維持型ワイド”
なんじゃないかって話。
レース屋にはコレ超重要なんだよバカヤロー
これね、ガチ勢ほど重要。
普通ワイドモデルって、
「あ〜ちょっと柔らかいね」
「あ〜少しモッサリするね」
ってなりがち。
でも今回のRC703ワイド、
測定上はそこが崩れてない。
つまり、
・剛性感維持
・接地感維持
・スタック維持
・入力感維持
この辺をかなり死守してる可能性がある。
これ、レース志向ライダーからすると超デカい。
だって今まで、
「足幅キツいけど性能欲しいからスタンダード我慢して履いてます」
って人、山ほどいたわけですよ。
でももしRC703ワイドが、
“性能を落とさずフィットだけ変えてる”
なら、かなり革命的。
いや〜シマノ、やるねぇ。
腹立つぐらいちゃんとしてる。
ただし、まだ断定はできねぇ
ここ重要。
まだ仮説です。
現状足りないのは、
・CAD比較
・分解検証
・メーカー一次情報
・他社比較
この辺。
特に他社比較は絶対やりたい。
メーカーによって、
・ソール拡大型
・ラスト変更型
・アッパー容積型
全然違う可能性ある。
ここ掘り始めると、
もう沼。
完全に沼。
でもこういうの最高に面白いんですよ。
まとめ|RC703ワイド、思った以上に“レーシングシューズ”だった
今回の測定で見えてきたのは、
RC703ワイドフィットって、
“ただの幅広版”
じゃない可能性。
むしろ、
「性能は絶対崩したくない」
というシマノの執念みたいなものすら感じました。
・剛性維持
・重量維持
・スタック維持
・接地感維持
これをやりながら、
“フィットだけ変える”
って、かなり高度です。
いや〜今回ほんと面白かった。
測れば測るほど、
「シューズって深ぇなオイ」
ってなる。
メーカーが隠してる設計思想を、どんどん丸裸にしていきます。
ぜひまた次回もお楽しみに。
それでは皆さん、良いライドを。


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