■まず前提。今回のテスト、遊びじゃねぇぞコノヤロー

今回の検証は市販レビューじゃない。
実施場所は英国の空力聖地
Silverstone Sports Engineering Hub
ここ、何がヤバいって
F1・航空・五輪機材の開発で使うガチ施設。
しかも条件は前年試験と完全一致。
- 風速
- ヨー角
- ライダー姿勢
- 機材重量
- 測定プロトコル
全部固定。
つまり今回の数値は
比較可能な科学データ
YouTubeレビューの「速い気がする」とは次元が違う。
誤差幅は約±1.7W。
これはもう測定機材開発レベルの精度。
【ワイズロードオンライン】
■単体空力ランキング?そんなもん前座だバカヤロー

単体最速は
Factor ONE=61.51W
最遅
Elves=77.58W
差
16W
ここだけ見ると
「Factor圧勝!」
って言いたくなるだろ?
ところがどっこい。
空力の支配割合は
ライダー70%
バイク30%
つまり単体試験は
予選タイムみたいなもん
決勝は次。
■真の勝負は“人間込み”
同乗試験結果
1位 Cervélo S5 → 273.12W
2位 Factor ONE → 273.17W
差
0.05W
0.05Wだぞ?
水一口飲んだら逆転。
つまり何が言いたいか。
トップ争いは同着。
ここ重要だから太字にした。
■CdAの読み解き方わかってるか?
上級者向けに言うぞ。
CdAは絶対値じゃない。
比較値だ。
今回のランキング差は
最大でも約12W。
40km走行換算で
約2分差。
だがな。
同じライダーが
・ヘルメット変更
・スーツ変更
・肩幅2cm調整
これで普通に消える。
つまり
機材差は姿勢差に負ける。
■ホイール交換テストが暴いた最大の真実
ENVE SES 4.5統一試験結果
12台中
8台 → 空力悪化
はい終了。
これで分かったろ?
高級ホイール入れたら速くなる
都市伝説。
空力は単体性能じゃない。
統合設計。
メーカーは
フレーム
フォーク
ハンドル
ホイール
全部まとめて流体解析してる。
つまり完成車は
最初から最適解。
■設計トレンドは完全に宇宙船化
この進化の黒幕は
UCI規則緩和
制限緩和で何が起きたか?
- 超ディープヘッド
- ワイドフォーク
- 分離コックピット
- フローティングシートポスト
昔なら違反形状。
今は合法。
つまり現在の設計思想は
合法ギリギリの空力兵器
各社とも
「規則限界まで太らせろ大会」
になってる。
■性能差はある。でも“決定差”じゃない
今回の総合差
最速 vs 最遅
→ 約27W
数字だけ見ると大差。
だが現実はこう。
- タイヤ空気圧±5psi
- ボトル位置
- レース姿勢
これ全部
10W単位で変わる。
つまり
フレーム差よりセッティング差の方がデカい
ここ理解してない奴は
機材語る資格なし。
■じゃあ結局どれ買えばいい?
答え言うぞ。
用途で選べ。
ヒルクライム主体
→ 重量+剛性比
高速巡航主体
→ CdA最優先
クリテ
→ ハンドリング剛性
ロング
→ 振動減衰
ランキングは参考資料。
答えじゃない。
■ハイエンド機材の本当の価値
ここ誤解すんな。
ハイエンドは確かに速い。
だが本当の価値は別。
所有満足度。
だってそうだろ?
プロと同じ機材が
市販で買えるスポーツって
ロードくらいだぞ。
レーシングカー?
買えねぇ。
戦闘機?
買えねぇ。
でもエアロロードは
買える。
つまりこれは
夢を買う乗り物。
■結論(断定しない最終答え)
今回の風洞結果が証明した事実はただ一つ。
最速モデルは存在する。
だが
最適モデルは存在しない。
理由
差は数W
順位は誤差内
性能は用途依存
だから最後の判断は
データじゃなく
お前の脚と目的。



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