Cannondale SuperSix EVO LAB71:最軽量と最速を両立した究極のレーシングフレーム

Cannondale SuperSix EVO LAB71のフレームセット。ピンクとブラックの個性的なデザインで、軽量かつエアロ性能を両立。レース志向のライダー向けのハイエンドモデル。 フレーム

はじめに:超軽量かつ最速のフレームとは?

「速さ」と「軽さ」は、ロードバイクにおける性能の核心です。Cannondale SuperSix EVO LAB71は、その両方を極限まで追求した、まさに“究極のレーシングフレーム”です。

本モデルはCannondaleの中でも最上位に位置するフラッグシップ。2023年の登場以来、プロツアーライダーや競技志向のサイクリストから高い評価を受け、注目の的となっています。

最大の特長は、フレーム重量がわずか約770g(サイズ56)。さらに空力性能も大幅に進化し、前作と比較して空気抵抗を約9.4ワット削減(時速48.3km/h時)。加えて、快適性やハンドリング性能も犠牲にしておらず、どんな地形でもパフォーマンスを発揮する“真のオールラウンダー”です。

SuperSix EVO LAB71のスペック詳細(数値比較)

SuperSix EVO LAB71の優位性は、数値で見るとさらに明確です。

  • フレーム重量:約770g(サイズ56)
  • 完成車重量:約6.8kg(構成により異なる)
  • 空気抵抗削減:前作比 -9.4W(時速48.3km/h)
  • 使用カーボン:Series 0 Carbon(Cannondaleの最上位素材)

下記の比較表をご覧ください:

項目LAB71SuperSix EVO Hi-MODTarmac SL8(参考)
フレーム重量約770g約810g約685g
空気抵抗低減量-9.4W-6.1W-8.0W(参考値)
使用カーボンSeries 0 CarbonHi-MOD CarbonFACT 12r

この表からもわかるように、LAB71は軽量性と空力性能の両方でバランスの取れた設計となっています。また、最高グレードのカーボン素材「Series 0」は、剛性・しなやかさ・軽さのバランスに優れており、快適なライドフィールも実現しています。

The Lightest of the Fast – 史上最軽量のエアロロードフレーム

SuperSix EVO LAB71は、わずか770g(56cmフレーム・塗装済み・組立可能)という驚異的な軽さを誇ります。しかし、このフレームの真価は単なる軽量性だけではありません。

シリーズ0カーボン構造を採用し、最先端のカーボンファイバーとナノ樹脂を駆使することで、引張強度と圧縮強度を大幅に向上させています。その結果、ワット当たりのスピードを最大化し、ライダーに圧倒的なアドバンテージをもたらします。

Cannondale SuperSix EVO LAB71のフレームセット。ピンクとブラックの個性的なデザインで、軽量かつエアロ性能を両立。レース志向のライダー向けのハイエンドモデル。
Cannondale SuperSix EVO LAB71のフレームセット。ピンクとブラックの個性的なデザインで、軽量かつエアロ性能を両立。レース志向のライダー向けのハイエンドモデル。

The Fastest of the Light – エアロと軽量の完璧な融合

空気抵抗削減において、SuperSix EVO LAB71は単なる軽量ロードバイクではなく、純粋なエアロロードバイクを凌駕する速さを実現。

洗練されたチューブ形状とシステム全体のデザインにより、時速45kmで前世代モデルより12ワット削減。従来のエアロロードバイクよりも軽量でありながら、より速い走行性能を誇ります。フレーム、フォーク、バー、ホイールセット、シートポストの各コンポーネントが一体設計され、究極の空力効率を発揮します。

Cannondale SuperSix EVO LAB71のヘッド周り。デルタステアラー形状を採用し、ケーブルを内装することで空気抵抗を削減し、洗練されたエアロデザインを実現。

Supernatural Handling – 直感的な操作性と高い安定性

SuperSix EVOのハンドリング性能は、洗練されたレーシングジオメトリーと精密なエンジニアリングによって、直感的かつ安定した操作感を提供します。Delta Steererを採用した新設計のステアラーチューブにより、ハンドル周りのケーブルをシームレスに統合し、空気抵抗をさらに削減。

Cannondale SuperSix EVO LAB71のヘッド周り。デルタステアラー形状を採用し、ケーブルを内装することで空気抵抗を削減し、洗練されたエアロデザインを実現。
Cannondale SuperSix EVO LAB71のヘッド周り。デルタステアラー形状を採用し、ケーブルを内装することで空気抵抗を削減し、洗練されたエアロデザインを実現。

Bottle Integration – エアロ効果を最大化

新型SuperSix EVOは、専用設計の「リグリップエアロケージ」と「グリッパーエアロボトル」により、さらなる空力性能向上を実現。バイク本体と一体化するデザインにより、トライアスロンバイク並みのエアロ効果を発揮します。もちろん、標準的な円型ボトルの使用も可能です。

Cannondale SuperSix EVO LAB71の完成車。統合されたエアロデザイン、軽量カーボンフレーム、ディスクブレーキ、エアロボトルを装備し、高速性能と快適性を両立。
Cannondale SuperSix EVO LAB71の完成車。統合されたエアロデザイン、軽量カーボンフレーム、ディスクブレーキ、エアロボトルを装備し、高速性能と快適性を両立。

Comfortable Clearance – 34mmタイヤの対応で快適性アップ

最大34mmのタイヤクリアランスを確保し、レースから普段のライドまで幅広い用途に対応。よりワイドなタイヤを装着することで、快適性とコントロール性が向上し、より多様な路面状況でも高いパフォーマンスを発揮します。

Cannondale SuperSix EVO LAB71のフロントフォークは、エアロ性能を重視した滑らかなデザイン。高剛性・軽量なカーボンフレームと一体化し、空気抵抗を低減。最大34mmのワイドタイヤ対応で快適性とグリップ力を向上。
  • フロントフォークデザイン:エアロダイナミクスを重視した形状で、空気抵抗を最小限に抑える。
  • カーボンフレーム:高剛性かつ軽量なシリーズ0カーボンを採用。
  • シームレスな接合部:フレームとフォークが滑らかに一体化し、空力性能を向上。
  • ワイドタイヤクリアランス:最大34mmのタイヤが装着可能で、快適性とグリップ力を強化。
  • 洗練されたマットブラック仕上げ:シンプルで高級感のあるデザイン。

Get Smart – 安全性とテクノロジーの融合

SuperSix EVOは、SmartSenseシステムに対応しており、オンボードライトやリアレーダー&ライトを単一のバッテリーで制御可能。視認性と安全性が向上し、ストレスフリーなライドを実現します。

Cannondale SuperSix EVO LAB71は、マットブラックの洗練されたデザインにSmartSense対応のリアライトを搭載。エアロ形状とディスクブレーキにより高速巡航と安定した制動力を両立し、エアロボトルで空力性能を強化。
  • 車体デザイン:マットブラックの洗練されたスタイルで、高級感と精悍さを演出。
  • SmartSense対応:リアライトが点灯し、安全性と視認性を向上。
  • エアロ性能:統合されたエアロ形状が空気抵抗を低減し、高速巡航をサポート。
  • ディスクブレーキ搭載:制動力が高く、あらゆるコンディションで安定したブレーキングが可能。
  • エアロボトル装備:ボトルとフレームが一体化し、さらなる空力効果を発揮。

スペック一覧

項目詳細
フレーム素材シリーズ0カーボン
重量770g (56cm・塗装済み)
コンポーネントフレームセット販売
タイヤの太さ最大34mm対応
ジオメトリレーシングジオメトリー
エアロ性能統合エアロダイナミクス
剛性高剛性・高効率設計
ブレーキタイプディスクブレーキ

乗り味インプレッション:軽さと剛性の絶妙なバランス

実際にLAB71に乗って感じるのは、圧倒的な反応の良さと軽快な乗り味です。ヒルクライムでは「脚が残っている」と錯覚するほどペダルが軽く、登坂での加速も鋭い印象を受けます。

空力を意識した設計により、高速巡航時でも安定感があり、ダウンヒルでもコントロールしやすいのが特徴です。さらに、カーボン素材とフレーム形状の工夫によって、路面からの微細な振動をしっかりと吸収。ロングライドでも疲れにくく、実用性にも優れています。

評価表:

項目評価(5段階)コメント
ハンドリング★★★★★鋭敏でコントロール性が高く、高速域でも安定感あり
振動吸収性★★★★☆細身のシートステーと高品質カーボンによる快適性
加速性能★★★★★踏み出しからの反応が鋭く、登坂時に真価を発揮
ダウンヒル安定性★★★★☆エアロ形状とジオメトリのバランスにより安定感あり
ロングライド適正★★★★☆軽さと快適性が両立しており、100km以上でも疲れにくい

Cannondale SuperSix EVO LAB71のスペックと特徴を詳細に紹介。770gの超軽量フレーム、エアロ性能、剛性のバランス、SmartSense対応の安全性などに言及。さらに、ライダーの視点から実際の走行フィーリングを解説し、ヒルクライムやスプリントでの優れた性能を強調。レース志向のサイクリストに最適な一台として推奨してます。

SuperSix EVO LAB71はどんな人におすすめ?

SuperSix EVO LAB71は、以下のようなライダーに特におすすめです:

  • レース志向の中級者以上のライダー └ タイム短縮を目指し、機材のパフォーマンスにこだわりたい方。特にヒルクライムやクリテリウムに最適です。
  • 軽さ・空力・快適性のバランスを求めるライダー └ すべてのコースに対応できる一台を探しているオールラウンド派に最適。
  • 将来的にハイエンドコンポーネントへアップグレードしたい人 └ Di2やeTapなどの電動コンポに完全対応しており、ステップアップの土台としても理想的です。

LAB71は、見た目の美しさはもちろん、機材としての完成度が極めて高く、「長く付き合える一台」を探している方にもおすすめです。

まとめ:究極の一台で走りが変わる!

Cannondale SuperSix EVO LAB71は、軽さ・空力・快適性という3大要素をすべて高水準で兼ね備えた、プレミアムなレーシングバイクです。

このフレームを選ぶことで得られる最大の価値は、「走りが確実に変わる」こと。登りは軽やかに、平地はスピードを保ちやすく、下りでも安定した操作感を保てる――それがLAB71の魅力です。

高価格帯ではありますが、将来的なアップグレードの可能性を含めた長期的な視点で見れば、十分に投資する価値があります。

「もっと速くなりたい」「もっと遠くへ行きたい」「もっと気持ちよく走りたい」

そんなすべてのロードバイク愛好者にとって、SuperSix EVO LAB71はまさに“理想の一台”となるでしょう。

2025年注目のエアロロードバイク最新モデルのプログ↓

2025年注目のエアロロードバイク最新モデル – Fun Ride Hub 楽しむロードバイク情報: Cannondale SuperSix EVO LAB71:最軽量と最速を両立した究極のレーシングフレーム

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