ペダルはロードバイクにおいてライダーのパフォーマンスに直接影響を与える重要なパーツです。特に、レースやトレーニングを本格的に行っている上級者にとって、ペダル選びは慎重に行うべき要素。
LOOKのKEO BLADE CARBON CERAMIC Cr-Moは、その軽量性、剛性、回転性能において群を抜いており、特にレース志向のライダー、スプリンター、ヒルクライマーに最適な選択肢です。本記事では、このペダルの技術的特徴を解説し、なぜ上級者におすすめするのかを詳しく紹介します。

LOOK KEO BLADE CARBON CERAMIC Cr-Moの特徴と技術
LOOKのペダル技術の進化
LOOKは1984年にクリップレスペダルのパイオニアとして登場し、現在もその技術革新を牽引しています。KEO BLADEシリーズは、従来のスプリング式固定機構をカーボンリーフスプリング「BLADE」に置き換え、軽量化と剛性を兼ね備えたデザインを実現しています。これにより、ライダーはペダリング時のダイレクトなフィーリングと、無駄のないパワー伝達を得ることができます。

BLADEテクノロジーの特徴
BLADEテクノロジーの最大の特徴は、従来の金属バネを使用せず、カーボン製リーフスプリングを採用している点です。これにより、以下のメリットがあります:
• 軽量化: 金属バネに比べて約20%軽量化され、ペダル重量が片側110gと非常に軽量です。
• 高い剛性: カーボンリーフスプリングにより、ペダルは踏み込み時に変形せず、パワーがダイレクトに地面に伝わります。
• クリアなリリース感: ペダルから足を外す際のクリック感が強く、意図しないクリート脱着を防止します。

セラミックベアリングとCr-Moシャフトのメリット
KEO BLADE CARBON CERAMIC Cr-Moモデルは、セラミックベアリングを採用しており、摩擦抵抗がスチールベアリングより約18%低減しています。これにより、ペダリング時のスムーズさが向上し、長時間のライドや高出力での効率性が高まります。加えて、Cr-Moシャフトは耐久性と剛性が高く、特にトルクをかけたペダリング時でも安定感を提供します。軽量なTitaniumモデルに対して、Cr-Moは少し重いものの、パワー伝達の効率が高く、上級者にはこちらが適している場合が多いです。

実際の使用感とパフォーマンス
スプリントやヒルクライムでの反応性
KEO BLADE CARBON CERAMIC Cr-Moの最大の特徴は、ダイレクトなパワー伝達です。スプリント時やヒルクライムでの踏み込みに対する反応は非常に鋭く、特にBLADEスプリングの高い剛性によって、無駄なエネルギー損失が最小化されます。例えば、スプリント時に最大出力を発揮した場合でも、ペダルのたわみや軸の遊びを感じることなく、効率的にパワーを地面に伝えることができます。この剛性が、特に短時間で最大の加速を必要とするクリテリウムやタイムトライアル(TT)において優れたパフォーマンスを発揮します。
フロート角のフィーリング
LOOKのKEOクリートには、0°、4.5°、9°のフロート角があり、それぞれの選択肢によってフィーリングが異なります。
• 0°(黒): 固定感が強く、パワー伝達に特化。特にスプリンター向き。
• 4.5°(グレー): 中間的な設定で、膝への負担を軽減しつつ、オールラウンドな使い勝手を提供。
• 9°(赤): 膝の可動域を広げ、長時間ライドの疲労を軽減する。ヒルクライムやロングライドに適しています。
このように、ライダーのスタイルに合わせた選択が可能で、特にスプリンターやヒルクライマーにとっては、ペダルからの反応が重要な要素となります。
他社ペダルとの比較
KEO BLADE CARBON CERAMIC Cr-Moを、同じくハイエンドなペダルと比較した場合、以下のような違いがあります:
ペダル | 重量(片側) | ベアリング | 剛性 | フロート調整 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
LOOK KEO BLADE CARBON CERAMIC Cr-Mo | 110g | セラミック | 高い | BLADEスプリング選択のみ | 軽量&高剛性、空力性能優秀 |
Shimano Dura-Ace PD-R9200 | 114g | スチール | 高い | バネ調整可能 | 耐久性と調整幅が優れ、オールラウンド |
Speedplay Zero | 105g | スチール | 中~高 | 360°フロート調整可能 | 両面キャッチ、クリート自由度高 |
LOOKのKEO BLADE CARBON CERAMIC Cr-Moは、軽量で高剛性、そしてセラミックベアリングによる優れた回転性能が特徴です。これに対して、Shimanoは調整機能に優れ、Speedplayはフロート角の自由度が高いですが、総合的な剛性や軽さではLOOKが一歩先を行っています。
LOOK KEO BLADE CARBON CERAMIC Cr-Moは買いか?
他ペダルと比較してどうか
LOOK KEO BLADE CARBON CERAMIC Cr-Moは、Shimano Dura-Ace PD-R9200やSpeedplay Zeroと比較しても、剛性と軽量性に優れ、レース志向のライダーに最適です。Dura-Aceは調整幅に優れ、耐久性が高いですが、軽量性と剛性では若干劣るため、レースでのパフォーマンスを重視するライダーにはLOOKが有利でしょう。
どんなライダーにおすすめか
• レース志向のライダー: 特にクリテリウムやタイムトライアル(TT)では、ダイレクトなパワー伝達と軽量性が大きなアドバンテージとなります。
• ヒルクライマー: 軽量性と効率的なペダリングが、特に登坂時に有利です。
• スプリンター: 高い剛性と強力なパワー伝達性能により、爆発的な加速に貢献します。
コストパフォーマンスの評価
価格帯は約36,000円前後。セラミックベアリング搭載のハイエンドペダルとしては、非常にコストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。Shimano Dura-Ace PD-R9200(約35,000円)と比較しても、価格差を考慮した場合、パフォーマンス面で十分に満足できる選択肢です。
総評
LOOK KEO BLADE CARBON CERAMIC Cr-Moは、軽量性、剛性、回転性能のバランスが絶妙であり、特にレース志向のライダー、スプリンター、ヒルクライマーにとっては最高の選択肢です。技術的な優位性とコストパフォーマンスを総合的に評価すると、まさに買いと言えるペダルです。
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