はじめに:エアロロードの新しい基準





おいコラ!2020年代後半のロードバイク界っつーのはな、「空力だ!剛性だ!軽量だ!快適だ!」って、普通ならケンカして同居できねぇ要素を、全部まとめてメシにぶっ込んじまった時代なんだよ。
昔は「剛性上げりゃケツ痛ぇ」「空力欲張りゃ重てぇ」って泣き言ばっかだったけどよ、今じゃCFD解析・風洞実験・カーボンレイアップで、全部丸く収めちまったわけだ。
今回紹介すんのはコイツらだ、覚悟しろよ!
- RIDLEY NOAH FAST 3.0
- Cervélo S5
- WINSPACE SLC5
- TREK Madone SLR9 Gen8
- COLNAGO Y1Rs
ただの色替え商法じゃねぇ。**数値と技術で殴り込んできた正真正銘の「次世代エアロロード」**だ。
WINSPACE SLC5 — CFDで裏打ちされた数値的進化

- フレーム重量:705g(Mサイズ・未塗装)
- 空力効果:CdA値を0.011低減 → 48km/h巡航で16.5W削減
- 剛性設計:BB周辺を強化、ヘッドはわずかに柔軟性を残す
👉 CFDと風洞試験の両方でデータを公開する姿勢は、価格帯を超えた「科学的裏付け」ブランド戦略といえる。
📊 図1:CdA値比較(従来モデル vs SLC5)
CdA値(低いほど空力性能が高い)
従来モデル ██████ 0.225
SLC5 █████ 0.214
関連記事
【2025年最新】WINSPACE SLC5 〜次世代エアロレーシングバイクの実力とは〜
TREK Madone SLR9 Gen8 — IsoFlowが切り拓く新時代

- 完成車重量:6.4kg(MLサイズ、1x仕様)
- 空力効果:50km/hで18〜20W削減
- 特徴:IsoFlowによる乱流低減+快適性確保
👉 「軽量・空力・快適性の三立」を果たした初の本格モデル。
関連記事
【2026最新】TREK Madone SLR9 Gen8──次世代エアロロードの全貌
COLNAGO Y1Rs — Y字ジョイントによる新しい剛性設計

- 完成車重量:約7.45kg
- 空力効果:50km/hで20W削減
- 剛性:BB剛性は従来比+3%
- 特徴:Y字ジョイントで「横剛性UP × 縦しなり確保」
👉 クラシックレースや長距離ライドに最適化された剛性配分。
📊 図3:剛性 vs 快適性マトリクス
快適性 ↑
● TREK Madone
COLNAGO ●
Cervélo S5
WINSPACE
RIDLEY NOAH FAST
剛性 →
関連記事
【最新2025年】COLNAGO Y1Rs ― 次世代エアロロードの実力を徹底解析!
異形のエアロロードバイク「Colnago Y1RS」徹底解剖|最新技術とチューニング術で暴力的な快感を得ろ
Cervélo S5 — スプリント領域の絶対王者

- フレーム重量:従来比-53g
- 剛性:スプリント領域で業界最高値クラス
- 特徴:Visma | Lease a Bikeと共同開発、市販モデル=実戦仕様
👉 ライダー込みの流体解析に基づいた「システム空力最適化」。
📊 図4:プロチームにおけるスプリント勝率(2023〜2025)
- Cervélo S5使用時:勝率32%
- 他モデル使用時:18%
関連記事
Cervélo S5 2025年版|次世代エアロロードバイクの性能・空力・実戦インプレ徹底解説だコノヤロー!
Cervélo S5 2025年版|次世代エアロロードバイクの性能・空力・実戦インプレ徹底解説だコノヤロー! - Fun Ride Hub 楽しむロードバイク情報: 【2025最新】エアロロードバイクの魅力と特徴|人気モデルの性能を比較検証【2025最新】Cervélo S5 Jumbo-Visma Limited 実車インプレ|最強チーム仕様のエアロロードを徹底解説!
RIDLEY NOAH FAST 3.0 — 新型エアロダイナミック

- 完成車重量:約7.6kg
- 剛性:同クラス比で約10%高い横剛性
- 特徴:快適性を犠牲にしてでも「剛性と反応性」に全振り
👉 プロスプリンターが最後の200mで勝ち切るための武器。
📊 図5:BB剛性比較(Nm/°)
COLNAGO Y1Rs ██████ 130
WINSPACE SLC5 ███████ 138
TREK Madone ███████ 140
Cervélo S5 ████████ 148
RIDLEY NOAH █████████ 162
関連記事
【2025 最新モデル徹底解剖】RIDLEY Noah Fast 3.0 最速エアロロードバイクの進化のポイント!
40km/hでぶっ飛ばせ! ― エアロロード、ワット差の真剣勝負だ




ロードバイクの速さ?そりゃもう 空気抵抗(CdA) ってヤツが親分よ。40km/hで走りゃ抵抗の8割以上は風とケンカだ。だからフレームの形だのハンドルの内装だの、そういうのが勝負の分かれ目になるわけよ。
今回は風洞テスト(with-rider、要するに人が乗った現実的な状況だな)をネタに、主要モデルを徹底比較だ。数字でハッキリ「どれが速ぇか」「どれが重ぇか」ぶちまけるぜ。
数字で見る!40km/h巡航ワット差バトル
モデル | CdA (m²) | 40km/h必要出力 (W) | 250W時の速度 (km/h) | 40kmタイム差(S5基準) |
---|---|---|---|---|
Cervélo S5 | 0.3318 | 273 W | 38.84 | 基準(最速) |
Colnago Y1Rs | 0.3363 | 277 W | 38.67 | +16 秒 |
Ridley Noah Fast 3.0 | 0.3393 | 279 W | 38.55 | +28 秒 |
Trek Madone Gen8(SLR系) | 0.3406 | 280 W | 38.49 | +34 秒 |
WINSPACE SLC5 | メーカー発表だけ | 推定3〜10W改善 | 不明 | データ不足 |
ほら見ろ、たった数ワットの差が40kmで十数秒も変わるんだ。秒差で負けたら言い訳できねぇぞ。
各モデル、いいとこ悪ぃとこ正直に言うぞ
Cervélo S5 ― 空力番長
- いいとこ:CdA最小、40km/hで273W。ワールドツアーでもバリバリ勝ってる。平坦巡航はもうコイツが王様よ。
- 悪ぃとこ:重めだし快適性はおまけ程度。坂道じゃ「おいおい、重ぇなコノヤロー」ってなる。(ただし、乗りて次第では坂もイケるモンスターバイクになる。)
Colnago Y1Rs ― 王族バイク
- いいとこ:数字も2位、実績もバッチリ。Pogačarが乗ってんだから格が違うわな。
- 悪ぃとこ:高ぇし、メンテも気取ってる感じ。庶民の財布にゃパンチきついぜ。
Ridley Noah Fast 3.0 ― 攻めのコスパ野郎
- いいとこ:数字は上位、値段はまだ現実的。攻めた設計で走りゃ元気出るぜ。
- 悪ぃとこ:快適性はほぼ無視。ケツ痛ぇの我慢できなきゃやめとけ。
Trek Madone Gen8 ― 真面目で優等生
- いいとこ:IsoFlowで快適性と空力をバランス。日常使いからレースまで無難にこなす器用な奴。
- 悪ぃとこ:空力ではトップじゃねぇ。万能だけど尖ってねぇ。
WINSPACE SLC5 ― まだ様子見
- いいとこ:メーカーは「前モデルより16.5W節約!」ってドヤ顔。軽量エアロって響きは悪くねぇ。
- 悪ぃとこ:独立データがねぇ。数字は自己申告、信じるか信じねぇかはあんた次第。
まとめ ― 誰にどのバイクが合うか?

モデル | 重量 | 空力効果 | 剛性 | 快適性 | 適性 |
---|---|---|---|---|---|
WINSPACE SLC5 | 705g | -16.5W | BB集中 | 中 | 巡航・クリテ |
Madone SLR9 Gen8 | 6.4kg | -20W | バランス | 高 | オールラウンド |
COLNAGO Y1Rs | 7.45kg | -20W | +3% | 中〜高 | クラシック・ロング |
Cervélo S5 | 約7kg台 | 実戦値重視 | スプリント特化 | 低 | ワールドツアー |
NOAH FAST 3.0 | 7.6kg | 非公開 | 剛性バカ | 低 | スプリント特化 |
結論
- 速さ命!平坦番長になりてぇ奴 → Cervélo S5
- ブランドと実績でドヤ顔したい奴 → Colnago Y1Rs
- 財布と相談しながらも速さは欲しい奴 → Ridley Noah Fast 3.0
- 快適性も大事、無難にいきたい奴 → Trek Madone Gen8
- 冒険好きで人と違うもんに乗りたい奴 → WINSPACE SLC5(ただし人柱覚悟だ)
結局な、たった数ワットの差が「勝負を決める」んだよ。
レースで勝ちたいのか、ロングライドで楽したいのか、自分のスタイルに合った一台を選べやコノヤロー。
コメント