情報源: Bike News Mag – Cinelli Aeroscoop 発表記事
イントロダクション|チネリ、本気出した

おいおい、まだチネリを「古臭いイタリアンブランド」と思ってるヤツ、いるのか?あのミラノ発祥の老舗が、最新エアロロード Aeroscoop(エアロスコープ)で本気出してきたんだ。古き良きデザインに頼らず、風洞やCFDで徹底検証した最新技術をぶち込んでる。要するに「見た目だけのギミック野郎」とは違うってことだ。
新型Aeroscoopの全体像|軽量×レーシングジオメトリ×快適性

Aeroscoopはフルカーボンフレームで、サイズMでフレーム重量は約950g(±5%)。完成車でサブ7kgも余裕。タイヤクリアランスは最大34mmだから、舗装路だけでなくちょっと荒れた路面でも快適に走れる。レーシングジオメトリだから、ハンドリングはシャープだし、踏めばしっかり推進力に変わる。簡単に言うと、「速くて乗りやすいエアロマシン」ってわけだ。
革新的エアロ設計|二股ステーで抗力を撃退

Aeroscoopの最大の見せ場はここ。二股(ダブルアーム)シートステーを採用して、空気の流れを整え、抗力(ドラッグ)を低減している。フロントエリアも旧モデルPressure 2より4%縮小。ヘッドチューブからコックピットへの移行は滑らかで、統合フォークと内装ケーブルが乱流を最小化。要するに、風を「グワッ」と抑え込む設計になってる。CFD解析と風洞テストで裏付け済みだから、ギミックじゃないぞ。
【ワイズロードオンライン】
風洞テストで見えた真実|Tarmac SL8との抗力比較

実際の風洞データも見てみよう。45km/h巡航時の抗力は以下の通りだ。
| バイク | 速度 | 抗力 (W) | コメント |
|---|---|---|---|
| Cinelli Aeroscoop | 45 km/h | 205 W | トップ10レベルのエアロ性能、前面投影面積4%削減効果反映 |
| Tarmac SL8 | 45 km/h | 215 W | 従来エアロロードの代表格、抗力はやや高め |
| Pressure 2 | 45 km/h | 220 W | 旧チネリモデル、Aeroscoop比で15 W高い |
抗力10Wの差は上級者なら体感できるレベル。高速巡航時のパワー節約は、ざっくり10kmで30秒以上の差に換算できる。つまり、Aeroscoopに乗ったら「おい、風が味方してるぞ」と感じるはずだ。
【ワイズロードオンライン】
ジオメトリ・スペック詳細|純レーシング志向
- フレーム重量 Mサイズ:約950g(±5%)
- 完成車重量:6.98kg(SRAM Red AXS + Fulcrum Wind 57)
- タイヤクリアランス最大34mm
- レーシングジオメトリ(スタック/リーチは攻めの数値)
数字だけでも十分刺さるが、実際に乗れば軽量+エアロ+剛性のバランスに驚くはずだ。登りも下りも、踏み込みもコーナーも「思い通り」に反応する。
ブランド戦略・投資価値|伝統×革新
チネリはただのレトロブランドじゃない。Aeroscoopで最新エアロ技術を投入する一方、Speciale Corsa XCRというステンレス製高級モデルも展開している。古典的素材と最先端カーボン技術の共存。伝統派もモダン派もニヤリとくる戦略だ。価格はフレームキット85万円程。性能とブランド力を考えれば、“買う価値あり”のハイエンド投資。
まとめ|エアロはギミックじゃない、戦えるマシンだ
- 「チネリ、本気出した」
- エアロ性能は風洞で実証済み
- 軽量+レーシングジオメトリ+戦略的エアロでレース対応
- 伝統と革新を両立したハイエンドモデル
上級者のあなた、欲しくならないわけがない。Tarmac SL8より速く、見た目も攻めてる、実戦派エアロマシン。さあ、試乗して体感してみろ。風が味方してくれるのをな。



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