ロードバイクをさらに快適にし、見た目もアップグレードするならハンドルは非常に重要なポイントです。常に触れ、視界に入るパーツであるハンドルを最高のものにすることで、やる気もアップしますし、ライド自体がもっと楽しくなるはずです。ここでは、ENVEの「SES AERO HANDLEBAR」と「SES AR ROAD HANDLEBAR」について、その特長とおすすめポイントを紹介します。
ENVE SES AERO HANDLEBAR
エアロダイナミクスと剛性を兼ね備えたカーボンハンドル
このハンドルは、今どきのフレア形状とエアロポジションに最適化され、超剛性が特徴です。多くのエアロハンドルは剛性が低くなることが多いですが、ENVE SES AEROはしっかりとした硬さを維持しています。これはエアロ性能を最大限に引き出しながら、バイクの安定性も保つ設計で、ハイペースなライドでも頼りになる相棒です。
特徴:
- エアロダイナミクス最適化:徹底的に空力性能を追求し、エアロポジションでのパフォーマンスが抜群です。高速域での安定性と風の抵抗を軽減します。
- 高剛性:一般的なエアロハンドルに比べて剛性が非常に高く、ダイナミックなスプリントや激しいハンドル操作にも対応します。
- フル内装対応:ケーブルを完全に内装できるため、見た目が美しく、風の抵抗をさらに軽減。特にエアロバイクに最適な仕様です。
- コンパクトドロップ:握りやすいコンパクトなドロップ形状で、エアロポジションを維持しやすい設計になっています。
ENVE SES AR ROAD HANDLEBAR
どんな道でも快適に!オールロード対応のエンデュランスハンドル
SES AR ROAD HANDLEBARは、グラベルライドやエンデュランスライドに適したモデルで、ロードレースに限らず様々なシーンに対応します。太めのタイヤを装着するエンデュランスバイクや、荒れた路面を楽しむアドベンチャーライドに最適です。
特徴:
- エンデュランス・オールロード対応:ロードからグラベルまで対応できる設計で、あらゆる路面に対応するための強度と耐久性を備えています。
- フラットなトップ形状:握りやすいトップ形状で、一定のエアロ効果もありつつ、長距離ライドでも快適なハンドルです。
- 高いメンテナンス性:ケーブルを内装・外装両方で対応可能。特に外装ケーブルの場合はメンテナンスが簡単で、自由度が高いです。
- 広いフレア形状:ドロップ部分に広がりを持たせたフレア形状で、安定感のある操作性を提供。サイズにより異なるフレア度合いが選べるため、ライドスタイルに応じて最適な幅を選べます。
ENVE SES AERO HANDLEBARとENVE SES AR ROAD HANDLEBARの仕様比較表
項目 | ENVE SES AERO HANDLEBAR | ENVE SES AR ROAD HANDLEBAR |
---|---|---|
素材 | カーボン | カーボン |
重量 | 約260g(サイズにより異なる) | 約270g(サイズにより異なる) |
サイズ(幅) | 38cm、40cm、42cm、44cm | 38cm、40cm、42cm |
ドロップ | 72mm | 90mm |
リーチ | 80mm | 76mm |
対応ケーブルルーティング | フル内装対応 | 内装/外装両対応 |
ステム互換性 | 専用フル内装対応ステムに適合 | 幅広いステムに対応 |
エアロダイナミクス | 優れたエアロ設計 | 一定のエアロ効果 |
トップ形状 | コンパクトドロップ | フラットトップ |
フレア形状 | 通常のフレア | 広いフレア(サイズにより異なる) |
用途 | レース・高速走行 | エンデュランス・オールロード |
それぞれの特徴を踏まえ、用途やライドスタイルに合わせて選択してみてください。
比較表
特徴 | ENVE SES AERO HANDLEBAR | ENVE SES AR ROAD HANDLEBAR |
---|---|---|
用途 | 高速・レース向け | オールロード・エンデュランスライド向け |
エアロダイナミクス | 優れた空力性能 | 一定の空力効果 |
剛性 | 非常に高い剛性 | 柔軟性と耐久性 |
ケーブルルーティング | フル内装対応 | 内装・外装両対応 |
握り心地 | コンパクトドロップ、エアロポジション適応 | フラットトップ、リラックスポジション適応 |
サイズオプション | 38cm, 40cm, 42cm, 44cm | 38cm, 40cm, 42cm |
重量 | 約260g | 約270g |
このように、ENVEの2つのハンドルは、それぞれ異なるライドスタイルに最適化されています。自分のスタイルや目的に合わせて選んでみてください。
違い
ENVE SES AERO HANDLEBARとENVE SES AR ROAD HANDLEBARの違いは、簡単に言えば「スピード重視か快適性重視か」です。どちらもENVEらしい高品質でこだわりが詰まったハンドルですが、それぞれが違った場面での走りをサポートします。
ENVE SES AERO HANDLEBAR:スピード重視で風を切るエアロ系
このハンドルは、スピードやエアロポジションにこだわりたいライダー向けです。特徴的な点は、しっかりとした剛性と空力デザイン。つまり、力強くスプリントしたり、高速で長距離を走る時にバイクがブレず、風の抵抗を最小限に抑えてくれます。
- こんな人におすすめ:レースやタイムトライアルでタイムを出したい人や、エアロバイクに乗っている人
- 使い方:フラットで速度を維持するような道や、タイムを意識するレース向け。エアロポジションが取れるので、姿勢を低くして空気抵抗を減らしてスピードを楽しむ走りに最適です。
- ポイント:フル内装対応で、ケーブルが見えずバイクがシンプルにまとまる。これにより、さらに風の抵抗を減らせるだけでなく、見た目もクールになります。
ENVE SES AR ROAD HANDLEBAR:快適性重視でどんな道でも楽しく
一方、SES AR ROAD HANDLEBARは長距離ライドやグラベル(砂利道)など、さまざまな路面に対応したい人向けです。フレア形状(ドロップ部分が少し外側に広がっている形)で、グラベルや荒れた道でもバイクが安定しやすく、手が疲れにくい設計です。
- こんな人におすすめ:ロングライド、エンデュランス系のバイク、またはグラベルライドを楽しむ人
- 使い方:山道や、長距離をゆったりと走る時にぴったり。手に優しく、振動吸収性も高いので、どこまでも快適に走りたい時に頼れるパートナーです。
- ポイント:内装も外装も対応できるケーブル設計で、メンテナンスも簡単。また、握りやすいフラットトップなので、疲れにくくてリラックスしながら走れます。
違いを一言で
- SES AERO HANDLEBARは「速く、風を切って走りたい人」に。
- SES AR ROAD HANDLEBARは「快適に、どこでも楽しみたい人」に。
この違いを元に、あなたのライディングスタイルに合ったハンドルを選んで、より自分らしい走りを楽しんでください。
結論
- スピードやエアロ性能重視なら、ENVE SES AERO HANDLEBARが最適です。エアロポジションでのハイパフォーマンスを発揮したいライダーにおすすめします。
- 快適性や多用途性重視なら、ENVE SES AR ROAD HANDLEBARが最適です。様々な路面を走破し、快適さを求めるエンデュランスやグラベルライドに最適です。
ENVEのハンドルを選ぶことで、ライディングがさらに充実し、ライダーにとって最適な走行環境が得られます。それぞれの特徴を活かして、自分のライディングスタイルに合ったハンドルを選んでください。
ENVE ( エンヴィ ) ロードバイク用ハンドルバー(ドロップハンドルバー) SES AERO ROAD INTERNAL HANDLEBAR ( SES エアロ ロード インターナル ハンドルバー ) 35/40 (Hoods/Drops)
ENVE ( エンヴィ ) ロードバイク用ハンドルバー(ドロップハンドルバー) SES AERO ROAD INTERNAL HANDLEBAR ( SES エアロ ロード インターナル ハンドルバー ) 37/42 (Hoods/Drops)
ENVE ( エンヴィ ) ロードバイク用ハンドルバー(ドロップハンドルバー) SES AERO ROAD INTERNAL HANDLEBAR ( SES エアロ ロード インターナル ハンドルバー ) 39/44 (Hoods/Drops)
ENVE (エンヴィ) SES AR ROAD HANDLEBAR オールロード ドロップハンドル ロードハンドル 価格:79860円 |