おいおい、また“安いだけ”の中国製か?と思っただろ?
その先入観、今日で捨てろ。
今回登場したのは、あのアスタナ・チームが実際に使ってる「X-LAB AD9」だ。
価格は48万5900円(約2,553ポンド)。
「中国製で50万?バカ言え」って思うヤツ、ちょっと黙ってろ。
このフレーム、**ただのコスパじゃなく“本気のレーシングスペック”**なんだ。
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🧬 エアロダイナミクス ― CFDと風洞実験で削り取った空気抵抗

AD9は、CFD解析(Computational Fluid Dynamics)と風洞実験を繰り返して設計された純血エアロロード。
ただの「なんちゃってエアロ」じゃない。
実際、リムハイト50mmクラスのホイール+チューブレス構成で組んだ時のCdA値(前面投影面積×空気抵抗係数)は0.215付近。
この数値、Canyon Aeroad CFRやMerida Reacto 9000とほぼ同水準だ。
ヤバいだろ?中国勢、いよいよ“風洞の門”を叩いたってわけよ。

💎 フレーム構造と素材 ― T1000カーボン+モノコック設計

使われているのはT1000トレカ・カーボンファイバー。
このクラスの素材は、通常60〜70万円台のフレームでようやくお目にかかれる。
ヘッドチューブからBBまでのトライアングル剛性バランスが見事で、
ペダルを踏んだ瞬間のトルク伝達ロスが少ない。
いわゆる“もっさり感”が皆無。
加速時の感触は「スパーンッ!」と空気を切るような軽快さ。
特にダンシングでの反応速度は、Pinarello Dogma Fに匹敵するレベルだ。
…いや、値段考えたら笑うしかねぇ。
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⚙️ 統合コックピットと剛性設計 ― 実戦仕様の完成度

付属するハンドルはエアロインテグレーテッドバー。
ケーブル完全内装で、フロント周りの空力も文句なし。
ステム一体型の剛性感は非常に高く、
高速コーナリング中のヨレが少ない。
リムブレーキモデルが消えつつある今、
ディスクブレーキ専用設計のBB周辺強化構造も抜かりない。
XDSはこのあたり、明確に「UCIワールドツアー対応設計」を意識してる。
つまり、*見た目がエアロ”ではなく“中身が戦闘機”ってことだ。
🚴♂️ 実戦データから見た性能評価

Astanaの選手が使用したレースデータを見ると、
同条件下で平均速度+1.3%向上、出力当たり速度効率(W→km/h換算)も約2%改善。
単なるフレーム交換の範囲を超えてる。
しかも、長距離レース(200kmオーバー)での疲労度低下も報告されてる。
これはトップチューブとシートステーの振動吸収性が効いてる証拠だ。
「エアロ+快適性」の両立、ついに中国ブランドがここまで来たって感じだな。
💰 コスパの真実 ― 48万円の中身を冷静に見ろ
48万円って聞くと、“中途半端に高い”と感じるかもしれない。
だが内容は、ハンドル・シートポスト込みのフレームセット。
フルT1000カーボン、UCI承認済み、完全内装、CFD設計済み。
他ブランドで同等スペックなら70〜90万円は確実に超える。
つまり、「3割安い本物」。
ここにようやく、中国勢の“コピーではない設計思想”が見えてきた。
🧩 総評 ― 中国勢、もはや“脅威”ではなく“選択肢”だ
XDS AD9は、単なる**「アスタナ仕様のレプリカ」じゃない。**
中国ブランドが欧州のプロツアーで戦うために磨き上げた実戦機材。
ここ数年、Winspace、Yoeleo、Elitewheelsといったメーカーが急成長しているが、
XDSはその中でも最もUCI現場に近い立ち位置にいる。
つまり、もう**“安い中国ブランド”ではなく、
「次の主流を握る候補」**になったということだ。
🏁 結論:偏見を持ったまま乗らないと、損する時代が来た
「中国製=安かろう悪かろう」って言ってるヤツは、
昭和で時が止まってんだよ。
今はもう、CFDも風洞も、カーボン積層設計も世界共通言語。
XDS AD9は、その証明だ。
アスタナが選んだ理由、それがすべてを物語ってる。
だからこう言わせてもらう──
「これ乗らずに“エアロ語る”なら、もはや片腹痛ぇって話だ!」
カラー・チーム構成・組み立て例
さあ来た!XDS AD9 エアロロードバイクだ、英国サイクルギアーズのサイト見るとよ、クラウド、ブルークラウド、ブラックシルバーの3色が選べるってんだから、好きな色で走りゃいいってこった。
で、アスタナチームのライダーたち、こいつを本気で走るためにシマノ・デュラエース、Visionホイール、コンチネンタルタイヤ、プロローグサドルで組み上げてんのよ。空力?操作性?耐久性?ぜーんぶプロ仕様、鬼のように最適化されてるってわけ。
今んとこ、チーム仕様の完成車はオンラインじゃ買えねぇ。だが安心しろ、フレームセットだけなら入手可能だ。シマノ105 Di2をくっつければ、フレーム50万以下で100万以内の完成車が組めるんだから、欧州ブランドと比べりゃコスパはド畜生に高いって話だ。
つまりよ、XDS AD9はプロ仕様のクオリティをそのままに、俺たち一般ライダーでも手が届く値段で楽しめる。もう買う理由しかねぇってこった。
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