見てごらんよ、未来に乗ってるみてぇだろ!
RIDLEY Noah Fast 3.0 ― 次世代エアロレーシングバイクの実力だこの野郎!
【ワイズロードオンライン】

まずは見た目 ― 太ぇダウンチューブに惚れる

おいおい、最初に目に入るのはこの太すぎるダウンチューブだろ。
「なんだこれ、腹いっぱい食った俺の腹か?」って笑っちまうけどよ、実はボトルと一体で空気を流すための計算された形状なんだ。
普通の細いフレームよりも乱流が減って、巡航中の抵抗を抑えてくれる。つまり“見た目で笑わせて、実際は本気で速ぇ”ってやつだ。
この見た目、俺は好きだ!すげぇカッコいいぜ!
UCIルール緩和で解き放たれたエアロ性能

2021年にUCIのフレーム規制が変わって、「3:1ルール」から「8:1ルール」になった。
「おいおい、いきなり倍以上かよ!」ってツッコミたくなるけど、その自由をフル活用して生まれたのがNoah Fast 3.0。
- CdA(前面投影抵抗係数):0.003 m²削減
- 50km/h巡航で約8.5W削減
8.5Wって聞くと小せぇ差に思うかもしれねぇ。でもよ、40km/h巡航でも約5W節約、100kmレースなら最大2分短縮だ。
トレーニングでFTPを5〜10W伸ばすよりも、バイクで手っ取り早く稼げる数字。これを「無料の速さ」って呼ばずに何て言うんだ?
具体的な数値効果(風洞実験データ)

メーカーの風洞テストデータによると、先代Noah Fast Discとの比較で:
条件 | Noah Fast Disc(旧) | Noah Fast 3.0(新) | 改善値 |
---|---|---|---|
CdA値(m²) | 0.235 | 0.232 | −0.003 |
出力差(50km/h巡航時) | 360W | 351.5W | −8.5W |
出力差(40km/h巡航時) | 252W | 247W | −5W |
100km走行タイム差(40km/h平均) | 2h30m | 2h28m | 約2分短縮 |
たった数ワットと思うかもしれねぇが、レースやTTの現場じゃデカい。
実際にFTPを5W上げるのに何か月も掛かるって考えたら、「フレーム変えるだけで即5W節約」ってのは、とんでもねぇボーナスだ。
他ブランドとの比較
さらに参考までに他社のフラッグシップとも比較すると:
モデル | CdA値 (m²) | 特徴 |
---|---|---|
Trek Madone Gen8 | 0.233 | 軽量寄り+IsoFlow快適性 |
Cervélo S5 (2023) | 0.231 | 空力最優先、剛性極大 |
Ridley Noah Fast 3.0 | 0.232 | 空力+安定性+調整幅 |
つまりNoah Fast 3.0は「S5ほど尖ってねぇけど、総合力で戦える」立ち位置だ。
尖った空力モンスターじゃなく、実戦で使える万能型エアロロード。これが肝だな。
横風にも動じねぇ安定感 ─ ヨー角での安定性

おいおい、エアロロードの話するときによ、
「正面の風(ヨー角0°)でどうだこうだ」って言ってるヤツいるけどな、レース中ずっと無風正面なんて宝くじ当たるよりレアだぜ。
実際は斜めからビュービュー、ヨー角±5°〜15°が当たり前なんだよ。ここで安定してなきゃ、スプリントどころか、ただの風見鶏だ。
で、このNoah Fast 3.0。コイツがすげぇのは、横風受けてもビクともしねぇとこだ。
ヨー角10°で旧モデルよりCdA(抗力係数×投影面積)を約5%カット。
「はぁ?たった0.013 m²の差?」って思うだろ?
時速45kmで走ると約6W節約だ。
6Wってのはな、逃げの最後の踏ん張りに残す脚か、ゴール前で一瞬の加速に使えるか、その差で勝敗がひっくり返るんだ。
📊 ヨー角別CdA値比較
ヨー角 (°) | 旧Noah Fast Disc (CdA) | 新Noah Fast 3.0 (CdA) | 削減率 |
---|---|---|---|
0° | 0.265 m² | 0.260 m² | -2% |
5° | 0.270 m² | 0.263 m² | -3% |
10° | 0.275 m² | 0.262 m² | -5% |
15° | 0.281 m² | 0.267 m² | -5% |
⚡ 出力換算(時速45kmで巡航した場合)
条件 | 抗力差 | 出力差 (約) |
---|---|---|
ヨー角10° | ΔCdA = 0.013 m² | 約6W節約 |
ヨー角15° | ΔCdA = 0.014 m² | 約7W節約 |
💡 実走での体感
- ヘッドチューブ背面とシートチューブの「補償トライアングル」で、横風をスッと受け流す。
- フロントホイールが煽られても、「おっとっと」って抑えられる、まるで大道芸の皿回しだ。
- データだけじゃねぇ、乗った瞬間に「これなら横風も仲間だ」って安心感が来る。
要するにだ、このNoah Fast 3.0は「横風?おいしいじゃねぇか!」って言わんばかりの走りを見せてくれる。
風で転ばされるんじゃなくて、風を味方にして突っ込める。
これぞまさに、エアロロードのケンカ番長ってやつよ。
Nimbus Aero コックピット ― フィットも未来仕様

専用のNimbus Aeroコックピットは、
- ステム長:55/75/100 mm
- ハンドル幅:360 mm(ブラケット)/400 mm(ドロップ)
の組み合わせで15パターン以上のセッティングが可能だ。
狭幅ハンドルで前面投影面積を削れば空力的に有利だし、手首の角度も自然で長時間でも快適。
「速ぇのはもちろん、肩こり持ちのオッサンにも優しい」ってんだから、気が利いてるよな。
データで裏付けられた「無料の速さ」

ちょっとまとめて整理するとこうだ:
条件 | 削減ワット | 効果例 |
---|---|---|
50km/h | 約8.5W | スプリント時の余力確保 |
40km/h | 約5W | 100kmで約2分短縮 |
横風10〜15° | 抗力変動12%減 | 集団走行で安定性向上 |
数字はウソつかねぇ。たかが数ワット、されど数ワット。勝負どころで余力が残るかどうか、それが結果を決めるんだ。
UDH対応 ― 速さの裏にある優しさ

でな、このバイクはただ速いだけじゃねぇ。UDH(ユニバーサルディレイラーハンガー)対応だ。
落車や輸送トラブルでもスペアが手に入りやすいし、変速の信頼性も高い。
「レースで壊れたら終わり」って不安を減らしてくれる。こういう優しさ、結局最後まで走りきるためには大事なんだよな。
ライバルと比べると…
- Trek Madone Gen8 → 快適性と軽さに振ってる
- Cervélo S5 → 空力ガチ最優先
- Noah Fast 3.0 → 空力+安定性+ポジション自由度をまとめたバランス型
要するにNoah Fast 3.0は「尖りすぎない万能型」。だから実戦で頼りになる。極端に振ったマシンより、レースで勝つのはこういうやつだ。
まとめ ― 未来に乗る理由
RIDLEY Noah Fast 3.0、こいつは:
- UCI規制緩和をフル活用した次世代エアロ設計
- 数字で裏付けられた省エネ性能(50km/hで8.5W削減)
- 横風でも安心の直進安定性
- 15パターン以上のセッティング自由度
- UDH対応でトラブルにも強い
「数字が裏切らねぇ未来の速さ」と「優しさ」を両方持ってる。
だからよ、上級者のお前さんにこそ言いたいんだ。
“未来に乗りたいなら、今こそNoah Fast 3.0だ!”
コメント