【試乗レビュー】KhodaaBloom STRAUSS PRO3 SL2は買いか?40万円以下エアロロードの実力と弱点を、遠慮なくブッた斬る

フレーム

40万円以下のエアロロード?

正直「またその話かよ」って顔しただろ、アンタ

最近のロードバイク界隈、どうだい。
「軽さは正義」「7kg切ってから出直せ」
もうね、数字マウント合戦。体重計でも持って走ってんのかコノヤロウって話だ。

で、そこに出てくる
KhodaaBloom STRAUSS PRO3 SL2(8.3kg)

はい終了。
……って言いたくなる気持ち、分かる。
分かるけどな、それで切るのは話が早すぎる

今日はその「数字で即ゴミ箱行き」にされがちなこのバイクを、
ちゃんと走らせて、ちゃんと分解して、ちゃんと評価する
情緒じゃねぇ、理屈だ。覚悟しろ。


KhodaaBloomというブランドをナメてると、恥かくぞ

まず前提整理だ。

KhodaaBloomは2007年にホダカが立ち上げた国産スポーツバイクブランド。
埼玉・越谷。
はい、この時点で「ヨーロッパの石畳ガー」とか言うヤツは一回黙れ。

日本人の体格・道路環境に最適化

これ、地味だけど超重要

  • 極端に長いリーチ
  • 必要以上に寝たヘッド
  • 体重70kg前提の剛性設計

こういう「海外基準」をそのままありがたがると、
日本の舗装路+日本人の出力じゃただの乗りづらい棒になる。

STRAUSSは違う。
踏めば反応するが、暴れない。
高速域で剛性を感じるが、低速で神経質じゃない。

要するに
「速さを日本仕様に翻訳してある」
これが分かんないヤツは、カタログ眺めてな。


STRAUSS PRO3 SL2のスペックを“冷静に”見る

まず事実から行こう。

  • 105メカニカル完成車
  • 税込39万9,850円
  • フレーム単体 約30万円
  • 重量 8.3kg(470mm)

上位のSL1は

  • アルテグラ
  • 75万9,000円
  • 約7.7kg

はい、ここで言うヤツいる。

「同じフレームなら、SL1買った方がよくね?」

当たり前だろバカヤロウ。
金があればな。

問題はここだ。
「40万円以下で、どこまで“エアロロードとして成立してるか」
それを見なきゃ話にならん。


実走インプレッション

で、走るとどうなんだコノヤロウ

結論から言う。

数字より、速い。

8.3kg?
そりゃ持てば分かるよ、軽くはねぇ。
でもな、ペダル踏んだ瞬間に分かる。

  • 初速:鈍くない
  • 中速域(35〜40km/h):伸びる
  • 巡航:エアロ形状がちゃんと仕事してる

特にBB周りの剛性配分が上手い。
ガチガチじゃない。
でも、踏み遅れない。

これ、「軽量バイク信仰」のヤツほど驚く

「重い=遅い」
その思考、もう化石だ。


エアロロードとしての完成度

見た目だけのハッタリじゃねぇ

STRAUSSは明確に
“エアロロードとして設計されてる”

  • ダウンチューブの断面
  • シートチューブとリアホイールのクリアランス
  • ケーブル完全内装

これ、見せ筋じゃない。
ちゃんと空気とケンカしてる形だ。

高速巡航で「伸びる」感覚があるのは、
フレームが速度域を理解してる証拠。

40万円以下で、
ここまで“エアロロードの文法”守ってるのは、正直レアだ。


ただし、弱点もある

いいか、ここ大事だぞ

一体型ハンドル。

これな。

  • 見た目:最高
  • 剛性:十分
  • 問題:ステム長変更がクソ面倒

90 / 100 / 110mmから選べるが、
買った後に「やっぱ合わねぇ」は地獄

ここは完全に
購入時にポジション決め切れる人向け

初心者?
やめとけ。泣くぞ。


コストパフォーマンスを解剖する

冷静に計算しよう。

  • フレーム:30万円
  • 105メカ:10万円超
  • 一体型ハンドル:3.5万円相当
  • ホイール・その他:はい終了

自分で組んだら
50万円コース確定

つまりこれは
「完成車だから成立してる価格」

安いんじゃない。
合理的なんだ。


市場での立ち位置

STRAUSS PRO3 SL2は“入門エアロの完成形”

  • 激安エアロ:重い・雑
  • 高級エアロ:高すぎ
  • STRAUSS:その真ん中をピンポイントで突く

これ、戦略としてかなり賢い。


メーカーへの提言

105 Di2、出せ。今すぐだ。

40万(105メカ)

50万(105 Di2)

76万(アルテグラ)

この3段構成、絶対ハマる

今の構成は惜しい。
惜しすぎる。
「あと一段あれば化ける」ってやつだ。


一番幸せな買い方、教えてやる

最初から完成形を求めるな。

  • コンポ交換:地獄
  • ホイール交換:天国

まずSL2で走れ。
脚作れ。
それからホイール入れろ。

今は20万円前後で
まともなカーボンホイール山ほどある。

それで、別物になる


見た目?

ああ、超大事だバカヤロウ

夜明けブルー。

これな、写真で見るより実物だ。
朝日浴びたときの色気、反則。

ロードバイクはな、
気に入らなきゃ乗らなくなる

性能?
理屈?
最後に背中押すのは、だいたい「見た目」だ。


結論

STRAUSS PRO3 SL2は買いか?

答え?

条件付きで、YESだ。

  • 数字だけで判断しない
  • ポジション決められる
  • 将来ホイール換える気がある

この3つ当てはまるなら、
40万円以下で、ちゃんと速くて、ちゃんとカッコいいエアロロードだ。

完璧?
違う。

でもな、

「まず走り出す一台」として、
ここまで筋の通ったバイクは、そう多くねぇ。

夜明けブルーに心掴まれたなら、
もう答え出てるよ。

走れ。
細かいことは、走りながら考えろ。


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