1. BRIDGESTONE ANCHOR RE8の特徴
BRIDGESTONE ANCHOR(ブリヂストン アンカー)から登場した RE8 は、オールラウンドバイクとしてのバランスを極限まで高めた一台です。
近年、ロードバイクのトレンドは、極端なエアロ性能や超軽量フレームだけではなく、「空力・軽さ・剛性・快適性」の全てを高水準で融合させたバイクへと回帰しています。
ANCHOR RE8 は、その潮流に沿った設計がなされ、レーシングバイクの走行フィーリングを持ちながらも 初心者からベテランのロングライダーまで幅広く対応できる 設計となっています。

レースバイクに遜色ない軽さとコストパフォーマンスを兼ね備えており、多くのライダーにフィットする汎用性の高さが特徴です。
2. BRIDGESTONE ANCHOR RE8のスペック一覧

剛性バランスとタイヤクリアランスの両立
- 左右非対称チェーンステー を採用し、剛性とタイヤのクリアランスを最適化。
- EXTENZA R2X 32Cタイヤ装着時のクリアランス
- 直径方向:10mm
- 幅方向:8mm
- 太めのタイヤを装着しても余裕があり、安定性と快適性を向上。
快適性の向上
- ドロップドシートステー と 真円シートポスト を採用。
- シートポストのしなり量が従来モデル(RP8)比で330%向上。
- 振動吸収性が向上し、長距離ライドでも快適。
この設計により、RE8は剛性・快適性・タイヤクリアランスのバランスが取れたオールラウンドバイクとなっています。
項目 | 詳細 |
---|---|
フレーム素材 | カーボン(PROFORMAT技術採用) |
重量 | 約7.8kg(完成車重量・サイズによる) |
コンポーネント | Shimano 105 Di2 / Ultegra Di2 仕様あり |
タイヤの太さ | 28C(最大30C対応) |
ジオメトリ | オールラウンド向け、安定感と鋭いハンドリングを両立 |
エアロダイナミクス | 空力最適化されたカーボンフレーム |
剛性 | 高いペダリング剛性と適度なしなやかさを両立 |
ブレーキタイプ | ディスクブレーキ |
3. BRIDGESTONE ANCHOR RE8のジオメトリ評価

軽量なフレームセットと完成車
- フレームセット重量:1,480g(フレーム1,010g / フォーク380g)
- 完成車重量:7.4kg(ULTEGRA Di2仕様、ペダルなし)
- 軽量ながらも高い剛性を確保し、レース志向のライダーにも適した設計。
項目 | 星評価(★5段階) | コメント |
ハンドリング | ★★★★☆ | クイックすぎず、安定感もあるバランス設計 |
振動吸収性 | ★★★★☆ | ロングライドでも疲れにくい適度なしなやかさ |
反応速度 | ★★★★★ | ペダルを踏んだ瞬間に加速する鋭いレスポンス |
ペダリング | ★★★★★ | 剛性としなやかさのバランスが絶妙 |
ダウンヒル性能 | ★★★★☆ | 安定感が高く、コーナリングもスムーズ |
4. BRIDGESTONE ANCHOR RE8はどんなライダーにおすすめ?
① 初心者ライダー
「ロードバイクに初めて挑戦するが、長く乗れる一台が欲しい」というライダーに最適。レースバイクに匹敵する性能を持ちながらも、扱いやすいジオメトリが特徴。
② ロングライダー
「週末のロングライドを快適に走りたい」というライダーにもおすすめ。振動吸収性が高く、長時間のライドでも疲れにくい設計。
③ レース志向のライダー
「ヒルクライムもクリテリウムも1台でこなしたい」という競技志向のライダーにもピッタリ。軽量かつ高剛性のフレームがパワーを余すことなく推進力へと変換。
5. まとめ:ANCHOR RE8の魅力
- 空力・軽さ・剛性・快適性のバランスが優れたオールラウンドバイク
- レースバイクに匹敵する走行性能ながら、幅広いライダーに適応
- 長距離でも快適に走れる振動吸収性と高剛性の融合
- ディスクブレーキ仕様で制動力も安心
- コストパフォーマンスに優れたレーシングバイク
ANCHOR RE8は、初心者からレース志向のライダーまで満足できる一台。高いバランス性能を求めるライダーにとって、理想的な選択肢となることは間違いありません。