2025【レビュー】BRIDGESTONE ANCHOR RP9|次世代エアロレーシングバイクの真価に迫る

ロードバイク

最近のエアロロードっつーのはよ、世界中のメーカーがCFD解析だの風洞実験だの、まるでNASAかよって勢いで「1ワットでも削れねぇか?」って血眼になってんだ。

そんな中、日本のブリヂストンが「RP9」って本気のエアロレーサーぶっこんできやがった。ANCHORと聞いて「堅実で真面目なロードね」なんて思ってるヤツ、目ぇ覚ませよコノヤロー! これはもう国産の看板背負った「戦えるエアロマシン」だ。


空力性能 ― 舟形BBとカムテールで風をブッ千切る!

RP9のウリはまず舟形BB(PF86)周りのゴツい造形。クランクの前で発生する乱流をビシッと整流して、40km/h巡航時に従来型より7〜9Wも削減! おいおい、7Wっつったらお前、心拍レッドゾーンで踏んでるオッサンの魂一個分くらい軽くなるぞ。

さらにカムテール断面のチューブ形状とドロップシートステイ。これで後方の空気剥離を抑えて巡航効率アップだ。要するに「日本車のくせに空力で世界基準に食らいついてる」ってわけだな。しかもANCHORは細かいサイズごとにジオメトリー最適化。大手の「MとLで適当に済ませとけ」とは違ぇんだよ。

ケーブルはもちろん完全内装。ANCHORはホースのガタガタ音が嫌いで、専用の緩衝材までブチ込んでる。これが「走りの静けさ」につながる。数字じゃ出ねぇけど、走った瞬間わかるってやつだ。


【every frecious(エブリィフレシャス)】

剛性と推進力 ― トラックの血が騒ぐ!

ANCHORといえばトラック競技だろ? そっから培った剛性チューニングがRP9にもガッツリ入ってんだよ。BB周りとリア三角の局所剛性が従来比で15%アップ! ダンシングで踏んでも「ビヨン」じゃなく「ドンッ!」だ。

カーボンは東レのT1100G。世界最強クラスの素材を使って、要所に高弾性繊維を配置。スプリントじゃ即座に反応、でもロングライドでも尻が割れねぇ程度にしなやかさ残してる。トラック野郎がロングに耐える優しさ持ったって感じだな。


安定性と快適性 ― 下りでビビらせねぇ!

剛性だけガチガチかと思いきや、高速域でもラインにピタッと吸い付く。下りやコーナーで「オレ死ぬんじゃねぇか?」って恐怖感を減らしてくれる設計だ。

さらに快適性評価は同クラス比で+5〜8%。エアロロードで尻と腰が死ぬのはよくある話だが、RP9はまだ優しい。「ステージレースでもイケるぜ」って国産の気遣いが出てるんだな。


【ワイズロードオンライン】

重量とバランス ― 軽さより総合力、これがRP9の本気だ!

RP9のフレーム重量、公称で1,360g、実測は1,447g(ケーブル込み)。Tarmac SL8やEmonda SLRみたいな「バカ軽クライマー」には勝てねぇけど、こいつは総合力で勝負するエアロロードなんだよな。軽いだけのバイクは瞬間は速くても、長距離や高速巡航でへばる。RP9はそこを見据えて作ってる。

完成車(Ultegra Di2付き)で7.4kg。UCI規定6.8kgにも迫るレベルだ。軽量化偏重じゃなく、空力・剛性・乗り心地のバランスをガッチリ取ってる。これが実戦で強ぇってことだ。

項目数値・仕様コメント
フレーム重量公称1,360g / 実測1,447gケーブル込み、軽量化の余地あり
完成車重量7.4kg(Ultegra Di2)UCI規定6.8kgに迫る
縦剛性約650 N/mmペダリング効率バツグン
横剛性約1,200 N/mm高速巡航でもグラつかねぇ
軽量化余地ホイール・ステムで500〜600g削減可加速も登坂も体感で変わる

特に、ホイールやステム替えるだけで500〜600g軽くなる。巡航時の必要パワーも5〜7W落とせるから、体感で「お、こりゃ速ぇぞ!」ってなる。軽量化は見た目の数字じゃなく、実戦でのアドバンテージなんだな。

要するに、RP9は「軽さ自慢のオタク向けバイク」じゃねぇ。長距離でも高速でも登りでも、総合的に強ぇバイクだってこと。瞬間の加速は軽量クライマーに負けるかもしれねぇが、実戦での巡航性能や安定性は文句なし。数字だけ見て「軽けりゃ勝ち!」って思うヤツは、RP9の本気の総合力にはついてこれねぇ。


💡 補足データ

  • フレーム剛性:縦650 N/mm、横1,200 N/mm
  • 完成車重量:7.4kg(Ultegra Di2)
  • 軽量化による巡航パワー改善:5〜7W削減(ホイール・ステムで最大600g軽量化)

他社モデルと比べてどうよ?

モデル特徴RP9との比較
Specialized Venge (旧)直進安定性は高ぇが重量級RP9の方が軽量で扱いやすい
Canyon Aeroad CFR舟形BBや空力思想は似てるRP9は日本人サイズ展開が強み
S-Works Tarmac SL7/8軽量オールラウンダーRP9はよりエアロ志向、長丁場に強み

要するにRP9は「純粋な軽量クライマー」じゃねぇ。高速巡航・集団走・ステージレースで輝くバランス型エアロレーサーだってことだ。


RP9の課題 ― 正直に言っとくぜ、ここはガチで押さえとけ!

RP9ってのは確かにフラッグシップ、乗ると「おおっ、こいつは速ぇ!」ってなるんだけど、上級者目線で言うと「ちょっと待てや!」って部分もある。ここは正直に、手加減なしで突っ込むぜ。

1. BB86規格 ― メンテが面倒くせぇ

このフレーム、BB86の圧入式ベアリング使ってるんだわ。要は、ベアリング交換とかグリスの入れ替えは専用工具ナシじゃムリってこと。自分でやろうもんなら、「あれ?これどう外すんだ?」で終わる。T47だったらネジ式でポンポン交換できるし、精度も維持できる。正直、ここは設計者に「頼むぜ…」って言いたくなるレベル。

規格特徴メンテ性備考
BB86圧入式△ 専用工具必須、ショップ依存パワー伝達は良好
T47スレッド式○ 脱着簡単、精度も安定長期運用に強い

2. 純正パーツは重ぇ

純正ホイールやステムがガッツリ重くて、トータルで約600g増し。これだけでも「ちょっと待て、俺の脚力じゃなかなか上がんねぇぞ!」ってなる。ホイールとステムを軽量に変えりゃ、パワーウェイトレシオが一気に改善、加速も登坂も体感できるくらい変わる。

  • 例:軽量カーボンホイール+アルミステムで600g削減
  • 効果:40km/h巡航で必要ワットが5〜7W減るってんだから、バカにならねぇ。

3. 高剛性フレーム ― ケツ痛ぇぞ

RP9は剛性バリバリでペダリングはロスなし。でも、舗装が荒れてるとそのまま振動が直撃。「ケツ痛ぇ!腰もイテェ!」ってなる。ロングライドは覚悟しとけ。振動を和らげるには、サドルやタイヤ幅、空気圧をいじるしかねぇ。フレーム剛性とのトレードオフ、これ避けられねぇ。


4. サイズ展開が少なすぎ

RP9、4サイズしかねぇから、リーチやスタックが合わない奴は泣く。上級者にとっちゃフィッティングは命、ここで妥協するとパフォーマンスも半減する。


― RP9は「使いこなせる奴だけ乗れ!」ってやつ

パワー伝達も剛性もピカイチ、でもメンテ性・重量・振動吸収・サイズで泣く奴続出。真のポテンシャルを引き出すには、軽量化カスタムとフィッティング調整が必須だ。覚悟して乗れ。


💡 補足データ(参考までに)

  • BB86 vs T47のペダリング効率差:0.5〜1%
  • 純正ホイール→軽量カーボンで加速0-40km/hが0.2秒短縮
  • 40km/h巡航時必要出力:
    • 標準RP9:210W
    • 軽量化後:203〜205W

総括 ― 日本人のための「戦えるエアロレーサー」だ!

RP9はただの国産ロードじゃねぇ。世界基準に食らいついて、しかも日本人の体格と感覚に合わせた「本気のエアロレーサー」だ。

もちろん細かい課題はある。でも総合力、価格バランス、そして国産ならではの誠実な仕上げ。どれ取っても「戦える」マシンだぜ。

RP9はこう叫んでるよ――

「オレは日本人のために作られた、本気で勝負できるエアロレーサーなんだバカヤロー!」


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