【2024年モデル】コラテック・ドロミテディスク 105 (R7100)の詳細レビュー

コラテック・ドロミテディスク フレーム

コラテック・ドロミテディスク105は、ドイツ発の信頼性あるブランドCORRATECの長寿モデルで、アルミバイクでありながら乗り心地が抜群のバイクとして評判です。

このモデルは、最新の12速シマノ105メカニカルシステムを搭載し、エントリーモデルとカーボンバイクの中間的な存在として、多くのライダーに最適な性能を提供します。

今回は、より深い視点から特徴や乗り心地について掘り下げてご紹介します。

詳細な特徴

シマノ105(R7100)の2×12速コンポーネント

R7100系105の登場により、リアが12速へと進化し、平地から登り坂まで幅広く対応できるギア比が用意されました。

これにより、脚にかかる負担を最適化し、疲れにくい走行が可能です。また、変速の際のショックが軽減され、スムーズなシフト操作が可能です。

コストパフォーマンスに優れたこのコンポーネントは、長距離ライドでも快適さを追求したいライダーに最適です。

優れた振動吸収性:Comfort Stay & アーチトップチューブ

ドロミテディスクでは、シートステイに採用された横扁平の「Comfort Stay」と、アーチ状のトップチューブにより、路面の凸凹からの衝撃をしっかり吸収する設計が施されています。

特にアルミフレームの弱点とされる振動吸収性に注力し、シートステイとトップチューブの接合部をオフセット配置にすることで、シートチューブのしなやかさも高めています。

これにより、ライダーの疲労が抑えられ、トラクション性能が向上しています。

滑らかなスムースウェルディング

スムースウェルディング加工が施されたフレームの溶接部は、カーボンフレームと見間違えるほど滑らかな仕上がりで、見た目の美しさと所有欲を満たしてくれるでしょう。

見た目だけでなく、空力性能やフレームの剛性にも貢献しており、ライダーの快適なライドをサポートします。

高いブレーキング性能

DISCブレーキを採用しており、制動力が優れているため、急な下り坂や悪天候でも安心してブレーキをかけることができます。

また、フレームのブレーキ周りの剛性が強化されているため、ブレーキをかけた際の安定感が増しています。

特にアルミの上位グレードバイクならではの剛性感があり、パワフルな走行と安定したブレーキングが可能です。

長所とライド体験

このドロミテディスクは、振動吸収性に優れており、長時間のライドでも疲れにくい設計が特徴です。

一般的にアルミバイクは振動が伝わりやすいとされていますが、このモデルは独自のフレーム構造でその欠点を克服しています。

また、登坂やスプリントでもブレーキの剛性とシマノ105のギア比によってしっかりとパワーを路面に伝え、ライダーが意図した通りの走行を実現します。

アルミバイクでも快適性を妥協したくないライダーに理想的です。

以下の通り、コラテック・ドロミテディスク 105 (R7100)の各項目評価をまとめました:

項目評価(5段階)詳細説明
ハンドリング★★★★☆DISCブレーキの剛性強化とスムースウェルディング加工により、安定感がありながらも軽快なハンドリングが可能。カーブでの操作性も優れており、特にアーチ状トップチューブが影響しています。
振動吸収性★★★★☆アルミバイクとしてはトップクラスの振動吸収性を持つ設計。横扁平のシートステイ「Comfort Stay」とトップチューブのアーチ形状により、路面からの衝撃をしっかり緩和。
反応速度★★★★☆12速のシマノ105が搭載されているため、ギアチェンジの反応が早く、加速やスプリントの応答も高いです。さらに、パワーを逃さない設計で、鋭い反応を得られます。
ペダリング★★★★☆強化されたフレーム剛性により、ペダリングの力を路面に効率よく伝達できるため、登坂や長距離ライドでもエネルギー損失が少ないです。
ダウンシング★★★★☆DISCブレーキと剛性強化フレームにより、ダウンヒル時の安定感があり、安全かつパワフルなブレーキ操作が可能。カーブでも安定した操作性が特徴です。

全体的に、コストパフォーマンスが高く、アルミフレームながらも上位モデルに迫る高い走行性能を備えたバイクです。

ハンドリング

ドロミテディスク105は、DISCブレーキを搭載したことで制動力が格段に高まっており、ブレーキ時の安定性も非常に良いです。

このフレームは、スムースウェルディングという技術で溶接部が滑らかに仕上がっているため、空力性能が向上し、直線だけでなくカーブでも軽快なハンドリングが楽しめます。

また、トップチューブがアーチを描いたデザインにより、しっかりと振動を吸収してくれるので、特に長時間のライドでもバランスのとれた操作感が感じられます。

アルミながらも、上位モデルに引けを取らないキビキビとした動きと、扱いやすい安定感が特徴です。

振動吸収性

ドロミテディスク105はアルミフレームとは思えないほどの振動吸収性を誇ります。シートステイに採用されている「Comfort Stay」と呼ばれる横扁平形状が、路面から伝わる衝撃を和らげ、ライダーが感じる不快な振動を抑えてくれます。

さらに、アーチ状のトップチューブも振動を分散し、長距離でも体に負担が少ない設計です。一般的にアルミは振動が伝わりやすいと言われますが、ドロミテディスクは細部まで振動を吸収するための工夫が施されており、快適性においても高い評価を得ています。

反応速度

シマノ105 (R7100) 2×12速のコンポーネントを搭載しており、変速がスムーズかつ素早く行えます。

リアが12速になったことで、ライダーはより多くのギア選択肢を持ち、坂道や平地に合わせて自在に対応できるようになりました。

軽いタッチでスムーズにギアチェンジができるので、特に加速が求められる場面でも瞬時に反応し、ライダーのペダルにかける力が無駄なく伝わります。

ツーリングやスポーツライドの際も、シフトチェンジのスピードと正確さが安心感をもたらしてくれます。

ペダリング

このバイクはペダリング時の力をしっかりと推進力に変換する剛性の高いフレームが特徴です。

特にDISCブレーキの採用により、急な加減速にも対応しやすく、ペダルを踏んだ力がしっかりと路面に伝わる感覚が得られます。

登り坂でもギアがスムーズに切り替わり、快適なペダリングが続くため、長時間の走行でも体力が持続しやすく、エネルギー効率が高いです。

ペダルにかけた力がそのまま推進力になる感覚があり、登坂やスプリントでの応答性も非常に優れています。

ダウンヒル性能

ダウンヒルでは、DISCブレーキの強力な制動力と、フレーム全体の剛性が安心感をもたらします。

ブレーキをかけた際もフレームがブレず、しっかりと制御できるため、下り坂のスピードを維持しながらも安定したコーナリングが可能です。

特にカーブでの操作性がよく、滑らかなフレームデザインのおかげで、荒れた路面でも衝撃が分散され、安心してハンドリングできます。

アルミバイクながらも、安定したハンドリングとコントロール性を発揮し、コーナーを抜ける際もスムーズで、ダウンヒルの安心感を高めています。

ドロミテディスク105は、上位モデルにも匹敵する走行性能と快適性を実現しており、長距離ライドや多様な地形でのライディングを楽しみたい方に特におすすめです。

ジオメトリーの詳細と推奨身長

48サイズはおおよそ170cm前後のライダーに適しており、フレームのジオメトリーはバランスの良い設定です。

ハンドリング性能も重視されており、アグレッシブな走行や安定したコーナリングが求められるシーンでも自信を持って走行できます。

CORRATECのDOLOMITI DISCは、上級者も満足できるジオメトリと高い快適性が特徴のアルミロードバイクです。

「PROSIZE SYSTEM」によってトップチューブの長さを重視した設計になっており、レースに適したライディングポジションが取れるようになっています。

フルカーボンの「PRO CONTROL FORK」が横方向の安定性と振動吸収性を実現し、長距離でも快適な走行が可能です。

さらに、シートステーには「COMFORT STAY」を採用し、つぶしの効いた形状で振動吸収性を高めています。

これにより、アルミフレームのDOLOMITI DISCでも快適な乗り心地が実現されており、ロングライドでも疲れにくい設計です。

類似したバイク

DOLOMITI DISCに類似したアルミロードバイクとしては、以下のモデルが挙げられます。それぞれが高い剛性と快適性を備え、上級者でも満足できる仕様となっています。

  • Specialized Allez Sprint Comp:高い剛性と空力性能を持ち、レース向けのポジションと軽快な操作感が特徴。
  • Cannondale CAAD13 Disc:振動吸収性が優れ、ロングライドでも快適に走れるモデル。エアロダイナミクスも向上し、レースからツーリングまで幅広く対応。
  • Trek Emonda ALR Disc:軽量で、特にヒルクライムや長距離に最適。安定した操作性と快適性を兼ね備えています。
  • BMC Teammachine ALR Disc:剛性とハンドリング性能に優れたレース向けアルミバイク。スムーズで安定した操作感が魅力。

どのバイクも高い剛性と快適性を備え、上級者でも満足できる仕様で、DOLOMITI DISCと同様にバランスの取れた性能を持っています。

まとめ

今回のブログでは、CORRATECのDOLOMITI DISC 105について、その特徴と魅力を紹介しました。

このモデルは、ドイツブランドの信頼性と高いパフォーマンスを兼ね備えたアルミロードバイクで、上級者も満足できる設計が特徴です。

主なポイントとして、PROSIZE SYSTEMによりトップチューブ長を重視したレース向けのライディングポジションを提供し、フルカーボンフォーク「PRO CONTROL FORK」で安定性と振動吸収性を両立しています。

また、「COMFORT STAY」シートステーが振動を和らげ、長時間のライドでも快適な乗り心地を実現しています。

高い剛性と振動吸収性のバランスが取れたこのバイクは、ロングライドやレースでのパフォーマンスを求める方に最適です。

CORRATEC ( コラテック ) ロードバイク DOLOMITI DISC ( ドロミテ ディスク ) 機械式 105 2x12S R7120 / WH-RS171 ブラック / ターコイズ 48 (適正身長目安170cm前後)

CORRATEC ( コラテック ) ロードバイク DOLOMITI DISC ( ドロミテ ディスク ) 機械式 105 2x12S R7120 / WH-RS171 ホワイト / ブルー 46 (適正身長目安165cm前後)

CORRATEC ( コラテック ) ロードバイク DOLOMITI DISC ( ドロミテ ディスク ) 機械式 105 2x12S R7120 / WH-RS171 ダークブラウン / カーキ 51 (適正身長目安175cm前後)



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CORRATEC ( コラテック ) ロードバイク DOLOMITI DISC ( ドロミテ ディスク ) 機械式 105 2x12S R7120 / WH-RS171 グレー / オレンジ 48 (適正身長目安170cm前後)

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