まず最初に言っとくけどな。
Factor ONEは「変な形のバイク」じゃねぇ。
もっと言うと、「未来的」とか「攻めすぎ」とか、そういう軽い言葉で片づけると話が一段も二段も浅くなる。
これはな、
👉 ルールを読み切ったヤツが、勝つためだけに作った結果の形だ。
デビュー?
違ぇよ。
宣言だ、宣言。
【ワイズロードオンライン】
プロジェクト概要|試作機で勝ってから売る。順番が逆だバカヤロー

普通のブランドはこうだ。
「新型です!」
→ マーケティング
→ それっぽい理屈
→ で、プロに乗せる
Factor ONEは違う。
プロトタイプをドーフィネに放り込んで、いきなりステージ優勝。
はい終了。
話、終わり……じゃねぇな(笑)。
HANZO(トラック/TT)で空気を知り尽くし、
Ostro VAMで「軽さとレースバイクの現実」を学んだ。
その全部を一回、ミキサーに突っ込んでガーッと回した結果がONEだ。
最初から目的は一つ。
👉 ロードレースで勝つこと。
誰も社内で疑問に思わなかった?
そりゃそうだ。
疑問に思うヤツは最初から席に座ってねぇ。
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UCI規則の変化|縛りが緩んだ?違う。「読めるヤツが勝つ」だけだ

2023年のUCI規則解釈変更。
- ダウンチューブのボックス寸法、前に出ていい
- フォーククラウンとのオーバーラップOK
- 3:1比率撤廃
ここで二流はこう言う。
「UCIが緩くなった」
三流はこうだ。
「また変なバイク出てきたな」
一流は違う。
👉
「よし、風洞の基準、全部ひっくり返すぞ」
Factorはな、
“ルールに従った”んじゃねぇ。
“ルールを前提条件として最大限使い切った”んだ。
しかもUCIの専門家とガチでやり合いながらだ。
守ってますよ〜、じゃねぇ。
この解釈で、ここまでやれるよな?って突き詰めた。
結果?
従来のエアロロードのベンチマーク、全消し。
フロントエンド設計|空気を切るな。行き先を指示しろ
ONEの顔を見て「なんじゃこりゃ」って思ったヤツ。
正直でよろしい。
だがな、
この形、全部“理由”がある。
ベイオネットフォーク+チンフェアリング
フロントタイヤで剥離した空気。
ここがロードバイク空力の地獄ポイントだ。
ONEはどうした?
- フォークをワイドに構える
- クラウン下に“チン”を付ける
- ダウンチューブをツインベイン化
これで何が起きる?
👉 スピルオーバー乱流を捕まえて、ダウンチューブへ整流。
「速い形」じゃない。
“流れが続く形”だ。
しかもダウンチューブはBBに向かってボリューム増し。
単体じゃなく、フレーム全体で一つの空力デバイス。
ブレーキマウント角?
当然いじってる。
「ブレーキ効けばいい」なんて発想、ここにはねぇ。
ジオメトリーとハンドリング|見た目ほどヤバくない。むしろ真面目だ




ここで多くのヤツがビビる。
「前乗り前提でしょ?」
「不安定なんじゃないの?」
落ち着けコノヤロー。
ONEはな、
今どきの“細ハンドル・短クランク・前寄りサドル”を前提に設計されてる。
だから、
- ハンドルマウントはステアリング軸から独立
- 極端なロングステム不要
- 統合ハンドルは5サイズ
さらにだ。
BBドロップ調整で
👉 前後重量バランスと直進安定性を確保。
極めつけはこれ。
最小サイズでも最大サイズと同一ステアリングジオメトリー。
普通やらねぇ。
でもこれが**“高性能を全サイズで保証する”って覚悟**だ。
見た目は狂気。
中身は超現実的。
性能検証|口じゃなく、プロセスで語れ

「速いです」
「最速です」
そんな言葉、誰でも言える。
Factorはこうだ。
- CFDで数百案
- 絞り込んで風洞
- ヨー角15度超までチェック
- 外部(英国系)第三者検証
- 実戦投入 → 勝利
結果?
- ONEとS5が現行トップクラス
- 条件によってはS5が上
- 条件によってはONEが上
はい、正直。
だから信用できる。
Y1RS?
悪くない。
でも空力最前線では一歩後ろ。
ONEは
👉 横風含めた“総合空力”で勝負してる。
ブランド思想|F1屋が作ると、こうなる
FactorのルーツはBF1 Systems。
F1と航空宇宙だ。
チーフエンジニア、グラハム・シュライヴ氏の言葉。
「これは私がこれまで作った中で最高のバイクだ。
ロードバイク業界で作られた中でも、最高だと思っている」
自信過剰?
違う。
👉 妥協しなかったから言える言葉だ。
売れる形?
知らねぇ。
勝つ形?
それなら全部やる。
それがFactor。
リスクと誤解|だから説明が必要なんだ
正直に言おう。
- 「ルール形成に貢献」
→ 言い方ミスると反感買う - 前乗り前提
→ 合わないヤツは合わない
でもな、
試乗したヤツが言う。
「思ったより普通に乗れる」
それが答えだ。
結論|Factor ONEは“デビュー”じゃない。“宣言”だ
Factor ONEはこう言ってる。
- 我々はここを目指す
- レースで勝つためなら妥協しない
- その姿勢を、形・数字・結果で示す
だからこの形になった。
これは新製品発表じゃない。
業界へのメッセージだ。
「ここまでやって、初めて最前線だ」
――そういうバイクだ。
分かったかコノヤロー。
分かったなら、もう一回フロントエンド見直してみろ。
見え方、変わるからよ。


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