2024年度 おすすめエアロロードバイク 

フレーム

2024年のエアロロードバイクのおすすめについて、最新のモデルとその特徴をいくつか紹介します。エアロロードバイクは、空力性能を重視して設計されており、スピードを追求するライダーやレース向けに最適です。今年のモデルは軽量化、剛性の向上、快適性のバランスなど、進化が見られます。

各主要メーカーのフラッシグモデルの比較表

2024年度のエアロロードバイクの比較表を作成します。以下の項目を含めて比較してみます。メーカー・モデル名、フレーム素材、重量、風洞実験データ、コンポーネントホイールセット、価格の項目で比較します。

ここでは、主要なメーカーから選ばれるエアロロードバイクをいくつかピックアップして比較します。

メーカー・モデル名フレーム素材重量 (kg)風洞実験データコンポーネントホイールセット価格 (USD)
Trek Madone SLR 9OCLV カーボン7.4高度な空力設計Shimano Dura-Ace Di2Bontrager Aeolus RSL 62$12,499
Specialized S-Works VengeFACT カーボン7.3空力効率最大化Shimano Dura-Ace Di2Roval CLX 64$13,000
Cervélo S5カーボン7.6空力性能のための設計SRAM Red eTap AXSReserve 63/65$13,000
Giant Propel Advanced SLカーボン7.5エアロ形状Shimano Dura-Ace Di2CADEX 65$11,500
Canyon Aeroad CFRカーボン7.2最大のエアロ効果SRAM Red eTap AXSDT Swiss ARC 1100$10,500
BMC Timemachine Road 01カーボン7.8風洞実験による最適化Shimano Dura-Ace Di2Enve SES 5.6$12,000
Pinarello Dogma F12カーボン7.4CFD解析による空力設計Shimano Dura-Ace Di2Fulcrum Speed 55$15,000
Wilier Cento10PROカーボン7.6空力効率向上Shimano Ultegra Di2Wilier NDR38KC$8,000

比較ポイント

重量: 軽量かつ空力設計されたバイクが多いですが、競技者によっては、多少の重量増加が安定性や剛性の向上につながる場合もあります。風洞実験データ: すべてのモデルが風洞実験やCFD解析を駆使して、空力性能を最大限に引き出しています。価格: 高価格帯が多いですが、コンポーネントやホイールセットなど、付加価値が高いパーツが装備されています。

各メーカーの特徴

各主要メーカーの特徴を下記にまとめました。

Trek Madone SLR Gen 8

Trek Madone SLR 9は、Trekのフラッグシップエアロロードバイクで、トップレベルのパフォーマンスを誇るモデルです。

特徴

  • OCLV 800シリーズカーボンフレーム: Trekの最上級のカーボン素材を使用し、軽量かつ高剛性でありながら、快適性を犠牲にしない設計です。
  • KVF(Kammtail Virtual Foil)チューブ形状: 空力性能を最大化するために設計されたチューブ形状で、風洞実験に基づいてデザインされています。
  • IsoSpeedテクノロジー: シートチューブに独自のIsoSpeedデカップラーを搭載し、路面からの振動を効果的に吸収し、快適性を向上させています。調整可能で、ライダーの好みに応じたセッティングが可能です。
  • 内蔵ケーブルルーティング: すべてのケーブルがフレーム内に収納され、空力性能をさらに高めています。
  • Shimano Dura-Ace Di2: 電動コンポーネントのフラッグシップで、素早く正確な変速が可能です。
Trekの主要モデルの紹介 – Fun Ride Hub 楽しむロードバイク情報 (road-bikes-my-life.com): 2024年度 おすすめエアロロードバイク 

Specialized S-Works Venge

Specialized S-Works Vengeは、エアロダイナミクスと剛性を重視した、Specializedのハイエンドエアロロードバイクです。以下に特徴をまとめます。

特徴

  • FACT 11r カーボンフレーム: Specializedの最上位グレードのカーボン素材を使用し、軽量でありながら非常に高い剛性を実現しています。
  • エアロデザイン: フレーム、フォーク、コックピット、シートポスト、ホイールの全てが空力性能を最大化するように設計されています。Vengeは、風洞実験で徹底的にテストされ、CFD(Computational Fluid Dynamics)解析を駆使して作られています。
  • Discブレーキ専用設計: ディスクブレーキを採用しており、あらゆる天候条件下での強力な制動力を提供します。また、リムブレーキの制約がないため、空力設計に一層集中できています。
  • Shimano Dura-Ace Di2: 電動コンポーネントのトップモデルを搭載し、スムーズで素早い変速を実現しています。
  • Roval CLX 64 ホイール: 軽量で空力効率の高いホイールセットが標準装備され、バイク全体のパフォーマンスを向上させます。

Cervélo S5

Cervélo S5は、Cervéloのエアロロードバイクのフラッグシップモデルであり、空力性能と剛性を重視した設計が特徴です。以下にCervélo S5の特徴、長所、短所をまとめます。

特徴

  • カーボンフレーム: Cervélo独自の高品質カーボンを使用し、軽量で高剛性、かつエアロダイナミクスを最適化したフレームです。
  • V字型ステムとエアロハンドルバー: 独特のV字型ステムと専用のエアロハンドルバーは、空力性能をさらに高め、風の影響を最小限に抑える設計です。
  • ディスクブレーキ専用設計: 最新のディスクブレーキを採用し、優れた制動力を発揮するとともに、リムブレーキの制約がないため、より自由なフレーム設計が可能となっています。
  • 内部ケーブルルーティング: ケーブルをフレーム内に完全に内蔵することで、空気抵抗をさらに削減し、バイク全体のエアロダイナミクスを向上させています。
  • SRAM Red eTap AXS: ワイヤレスの電動コンポーネントを搭載し、スムーズで直感的な変速を実現しています。
  • Reserve 63/65 ホイールセット: 空力性能に優れたカーボンホイールが標準装備されており、軽量かつ高剛性の特徴を持ちます。
Cervéloの全貌:究極のパフォーマンスとデザインを纏ったロードバイク – Fun Ride Hub 楽しむロードバイク情報 (road-bikes-my-life.com): 2024年度 おすすめエアロロードバイク 

Giant Propel Advanced SL

Giant Propel Advanced SLは、Giantのエアロロードバイクのフラッグシップモデルで、空力性能と軽量化を両立させたバイクです。以下にGiant Propel Advanced SLの特徴をまとめます。

特徴

  • Advanced SL グレードカーボンフレーム: Giantの最上級カーボン素材を使用し、軽量で高剛性、かつ空力性能を最大限に引き出すために設計されています。
  • AeroSystem Shaping テクノロジー: 風洞実験とCFD解析を駆使して、各チューブの形状を最適化し、空力効率を高めています。
  • Integrated Seatpost (ISP): フレームと一体化したシートポストが、さらなる軽量化と剛性向上に貢献しています。また、空力性能も向上しています。
  • 内蔵ケーブルルーティング: ケーブルをフレーム内に完全に内蔵し、空気抵抗を最小限に抑えるデザインです。
  • ディスクブレーキ専用設計: 最新のディスクブレーキを採用し、強力で安定した制動力を提供しています。
  • CADEX ホイールセット: GiantのプレミアムブランドであるCADEX製のホイールを装備し、軽量かつ高い空力効率を実現しています。
Giant各モデル 特徴と選び方
Giant(ジャイアント)は、台湾に本社を置く自転車メーカーで、世界最大の自転車メーカーの一つです。信頼性が高く、革新性に富んだ自転車を提供し、世界中のサイクリストに愛されているブランドです。

Canyon Aeroad CFR

Canyon Aeroad CFRは、Canyonのトップエンドエアロロードバイクで、空力性能と軽量性を両立させたモデルです。プロチームにも採用されており、レースシーンでも高い評価を受けています。以下に、Canyon Aeroad CFRの特徴をまとめます。

特徴

  • フレーム設計: Canyon Aeroad CFRは、最先端のエアロダイナミクスを追求したフレーム形状を採用しています。ディープなチューブ形状と統合されたコックピットにより、空気抵抗を極限まで減らす設計がされています。
  • 素材: 高品質のカーボンファイバーを使用し、軽量かつ剛性の高いフレームを実現しています。これにより、効率的なパワー伝達と反応性の高いライドが可能です。
  • 統合型コックピット: コックピット(ハンドルとステム一体型)のデザインが空力性能を高めており、ケーブル類がすべて内蔵されているため、見た目も非常にクリーンです。
  • 調整可能なジオメトリ: Aeroad CFRのジオメトリは、ライダーが個々のフィット感を最適化できるように設計されています。特にシートポストやハンドルバーの調整範囲が広く、多様なポジション設定が可能です。
  • ホイールセットアップ: ディープリムホイールが標準装備されており、さらなる空力メリットを提供します。
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BMC Timemachine Road 01

BMC Timemachine Road 01は、スイスの自転車メーカーBMCが提供するハイエンドのエアロロードバイクで、特にタイムトライアルやトライアスロンでのパフォーマンスを重視して設計されています。以下に、BMC Timemachine Road 01の特徴をまとめます。

特徴

  • エアロダイナミクス設計: BMC Timemachine Road 01は、空力性能を最大限に引き出すために設計されたフレームとフォークを採用しています。フレーム形状は風洞実験を基に最適化されており、フラットなチューブとカムテールデザインが特徴です。
  • インテグレーテッドコクピットシステム: エアロ性能を向上させるために、ハンドルバーやステムは完全に統合されており、ケーブル類はすべて内蔵されています。これにより、空気抵抗が最小限に抑えられます。
  • エアロモジュラーシステム: Timemachine Road 01は、トライアスロンやタイムトライアル用のアタッチメントを簡単に追加できるエアロモジュラーシステムを備えており、様々なレースシナリオに対応可能です。
  • 先進の素材: 高弾性カーボンを使用しており、フレームは非常に軽量かつ剛性が高く、優れたパワー伝達性能を実現しています。
  • Vmaxテクノロジー: Vmaxテクノロジーにより、バイク全体の空力効率が最大化されています。この技術は、フレーム形状、コンポーネントの統合、およびライダーのポジションに焦点を当てています。
BMCバイクで最高のライドを:モデル別選び方のポイント – Fun Ride Hub 楽しむロードバイク情報 (road-bikes-my-life.com): 2024年度 おすすめエアロロードバイク 

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Pinarello Dogma F12

Pinarello Dogma F12は、イタリアの高級自転車メーカーPinarelloが製造するハイエンドのロードバイクで、世界的なプロチームが使用するモデルとしても有名です。特に、空力性能、剛性、快適性のバランスが非常に優れており、レースシーンで数々の成功を収めています。以下に、Pinarello Dogma F12の特徴をまとめます。

特徴

  • エアロダイナミクス設計: Pinarello Dogma F12は、空気抵抗を大幅に削減するために、最適化されたフレーム形状と新しいフォーク設計を採用しています。カムテール形状やフル内蔵ケーブルが特徴で、空力性能が向上しています。
  • 高剛性カーボンフレーム: フレームとフォークには、T1100 1Kカーボンファイバーが使用されており、非常に高い剛性と軽量性を実現しています。これにより、ペダリングパワーの効率的な伝達が可能です。
  • TiCR(Total Internal Cable Routing)システム: ケーブル類を完全に内蔵することで、空力性能がさらに向上し、また見た目も非常にクリーンです。
  • ASYMMETRIC(非対称)デザイン: フレームの非対称設計により、ペダリング時の負荷を均等に分散させ、バイク全体の安定性とパワー伝達効率を向上させています。
  • 統合型コックピット: Most Talon Ultraハンドルバーとステムは一体型で、エアロ効果を最大化し、調整がしやすい設計になっています。

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Wilier Cento10PRO

Wilier Cento10PROは、イタリアの高級バイクメーカーWilier Triestinaが製造するハイエンドのエアロロードバイクで、レース志向のライダー向けに設計されています。スピードとエアロダイナミクスを追求した設計で、プロツアーレベルのパフォーマンスを提供します。以下に、Wilier Cento10PROの特徴、長所、短所をまとめます。

特徴

  • エアロダイナミクス設計: Wilier Cento10PROは、空力効率を最大限に高めるために、風洞実験を基に設計されています。特にフレーム形状やフォークデザインは空気抵抗を減らすように最適化されており、カムテール形状が取り入れられています。
  • 完全内蔵ケーブルシステム: ケーブル類はすべてフレーム内に内蔵されており、空気抵抗を減少させるとともに、見た目も非常にクリーンです。このシステムはWilierの*Integrated Cable Routing (ICR)*システムと呼ばれ、メンテナンスも比較的簡単です。
  • 高剛性カーボンフレーム: フレームには、高弾性カーボンファイバーを使用しており、軽量でありながら剛性が非常に高いため、ペダリング時のパワー伝達効率が優れています。
  • バランスの取れたジオメトリ: Cento10PROは、エアロバイクでありながらも、ライダーの快適性と操作性を両立させたジオメトリを採用しており、長時間のライドにも対応できる設計です。
  • 一体型コックピット: Wilier Alabarda一体型ハンドルバーとステムにより、さらなる空力効果を発揮し、ライダーに快適なポジションを提供します。

エアロロードバイク選びのポイント

  • フレームのエアロ性能: フレーム形状とケーブルの内装化などが空力性能に大きく影響します。
  • 重量と剛性のバランス: 軽量化と剛性のバランスが良いモデルが、登りや加速時に有利です。
  • 快適性: エアロバイクでも、長距離ライドでの振動吸収性や快適性を考慮したモデルがおすすめです。

これらのモデルはいずれも2024年の最新のエアロロードバイクで、特にレースや高速巡航を重視するライダーに適しています。ライディングスタイルや予算に合わせて、最適な一台を選んでください。

【ワイズロードオンライン】

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